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そして期待していた通り、心地よく手のひらに収まって、片手でも楽に画面が操作できるiPhone SEのサイズ感はとてもいい。

マスクを身に着けた状態でも、ホームボタンに内蔵されているTouch IDの指紋認証機能により素速く画面のスリープロックが解除できる。ウィルス感染を予防しなければならない今はだからこそ、非常にありがたい。これまではあまりマスクを身に着ける習慣がなかったと言われる欧米諸国でも、今後iPhone SEのTouch ID機能が再評価されるかもしれない。

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指紋認証に対応するTouch IDを搭載したホームボタン。ボタンのまわりもベゼルの色に合わせてブラックに統一されている。

在宅勤務・在宅学習を助ける高速通信機能対応


iPhone SEにはギガビット級のLTE通信機能のほかに、最新世代のIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)対応のWi-Fi無線通信機能も搭載されている。筆者宅のWi-Fiルーターは一歩手前の11ac対応の製品だが、Wi-Fi接続のスピード・安定感ともに上位のiPhone 11 Proと肩を並べる性能と使い勝手を実現している。

ネットワークの体感品質はiPhoneのスペックだけに左右されるものではないが、Wi-Fiルーターとの組み合わせなど環境条件が揃えばiPhone SEをビジネスのビデオミーティングや学生の在宅学習などにも幅広く活用できそうだ。

ウィルスの感染拡大を予防するために、現在は離れて暮らす家族の元へ帰省することも容易ではない。もしもまだ高齢の家族がスマートフォンを使っていなければ、この機に比較的安価なiPhone SEを買って渡すことも良計だ。同じiPhoneどうしであれば設定方法やアプリの使い方を家族に教える時にも説明がしやすいし、最新のチップを搭載するiPhone SEであれば性能不足に起因するトラブルシューティングも少ないはずだ。

iPhone 8のアクセサリーがそのまま使える


第2世代のiPhone SEは、長く販売されてきたiPhone 8、iPhone 7と本体や画面のサイズ、カメラが配置されている位置などが共通している。新しいiPhone SEに劇的なデザインの変化を求める声があったこともわかるが、iPhone 8/iPhone 7と本体ケースやパネルに貼る保護フィルムなど同じアクセサリーが使えることのメリットも見逃せないと思う。

従来モデルのアクセサリーを活用する上で、ひとつ気をつけたいことがある。iPhone SEはワイヤレス充電に対応しているスマートフォンだが、iPhone 7は非対応だ。iPhone 7に装着していたお気に入りの本体ケースなどをiPhone SEでも継続して利用する場合は、ワイヤレス充電の使用は避けるか、またはワイヤレス充電パッドに乗せる前に毎度ケースを外すことを心がけたい。

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iPhone SEはQi規格をベースにしたワイヤレス充電に対応している。ケースを装着したままワイヤレス充電パッドに乗せる際にはケースなどのアクセサリーもワイヤレス充電に対応していることを事前に確認したい。

文・写真=山本敦

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