そんなテレワークが続く毎日の美容では、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか。今回のコラムでは、そんな悩みを解消してくれるアイテムを紹介しながら、いまの時期ならではの「おこもり美容」のコツを解説します。
美しさの根源は「健康美」
「こんな大変なときに美容?」とお思いになるかもしれませんが、こんな時だからこそ、美容の力はパワフルです。
太古の時代より、美しさの根源にあるのは「健康美」。艶やかな肌や髪、薔薇色に染まる頬、爪の先まで美しさは健康な精神と肉体の表れです。言い換えるなら「美しい肌」とは、「強い肌」とも言えます。
例えば、洗顔は肌を清潔にし、スキンケアすることで、正常なターンオーバーを促し、新鮮な肌を生み出し続け、肌を覆っている皮脂膜を健全に保ち、細菌の侵入を防いで、肌荒れしない美しい肌に導くからです。その結果、濁りのない美しい血色を肌に浮き上がらせます。
ただ、いまはどうしても、運動不足やストレスで肌は不安定に転びやすく、乾燥しがちな状態。外出もままならないなか、限られた食材の自炊は、栄養バランスをとるのも難しいとは思いますが、できることはたくさんあります。
肌を整えることは健康を整えること。もしいまお手入れがルーズになっていたら、ぜひここから巻き返してください。また、五感をフルに使う美容は生活に良い刺激やリズムを与え、気分をスイッチする効果もあるので、こんなときだからこそ、自分のためにゆっくり時間を使ってあげたいですね。
手洗いや消毒で荒れた手には、ハンドクリームより美容液
1日に何度も手洗いをする毎日では、「どうせまた洗うし」などと、ついハンドクリームを塗るのが面倒になってしまいがちです。しかし、もともと手は皮膚が薄く、保水力が少ない箇所。しかも頻繁になった手洗いで、ますます乾燥状態がひどくなり、通常のハンドクリームでは、乾燥がおさまらない可能性があります。赤ぎれ状態になると感染リスクが高まりますので、その都度保湿しましょう。
オススメは、手肌専用美容液です。ベタつかず、すぐに作業できるものを選ぶといいでしょう。手洗いする度に、そして就寝前には念入りに塗ってみてください。
ニールズヤード レメディーズ/フランキンセンス インテンス ハンドセラム
過酷な乾燥地帯に自生するフランキンセンスは、エイジング効果の高いエッセンス。手にワンプッシュを指先までなじませる。フランキンセンスのウッディで奥行きのある香りが、こころもほぐしてくれる。6800円(税抜)。