この提供を受けて、東京都立駒込病院の院長 神澤 輝実氏は下記のように話す。
「新型コロナウイルスへの対応には、予断を許さない状況のなか、日々医療スタッフが真摯に向き合っております。そのような折、お弁当をご提供いただきましたことは、働く医療スタッフの励みとなり、一同、心より感謝申し上げます。みなさんの温かい気持ちに支えられていることに心から感謝し、大切な命を救うために、感染症指定医療機関として、多くの方のご期待に応えられるよう、これからも努力してまいります。このたびは誠にありがとうございました。これからも一緒に新型コロナウイルスと闘っていきましょう」
ブルガリ ジャパン代表取締役社長 ウォルター・ボロニーノは次のようにコメントしている。
「私たちは、やがて訪れる終息を信じてともに立ち向かっています。今回の支援は、ひとえに私たちの社会のために日々ご尽力されている医者、看護師、そして研究者の方々へ敬意を表するものです。ブルガリ ジャパンによる支援は、私たちに希望の礎をもたらすべく邁進されておられる医療従事者の方々への当然の行いです。希望を見失わず今を乗り越え、より強い社会となることを願っています。世界中で人々がより助け合う未来がもたらされることを願っています。今置かれている状況は、決して未来への妨げではなく、光がもたらされる未来への局面であることを願ってやみません」
また、今回のメニュー構成から実際の調理を担当した、イル・リストランテ ルカ・ファンティンのエグゼクティブシェフ、ルカ・ファンティンは、このように語る。
「仕事の枠を超え、生命を守る最前線で戦う医療現場の皆さまの多大なるご尽力に敬意を表します。この『ブルガリ お弁当プロジェクト』は、シンプルなイタリアンのメニューですが、私たちが常に大切にしている『季節』を感じて頂けるよう、栄養価も高い旬の食材を中心にメニューを構成しています。医療現場で働かれる多忙な皆さまに、少しでも、見た目と味で春という季節を感じ、心が和むひとときをお届けできればと願っています」
イル・リストランテ ルカ・ファンティンのエグゼクティブシェフ、ルカ・ファンティン
なお、この活動は政府の緊急事態宣言期間中、週に2回のペースで行われ、次回は4月27日に東京都立駒込病院、そして翌日の28日には、国立国際医療研究センター病院へ無償提供を実施する予定だ。