さらにアップストアは新たに20カ国で利用可能になる。
「新たにアップルミュージックが利用可能になる52カ国では6カ月の無料トライアル期間が設けられ、アフリカ・ナウやアフロビーツ・ヒット、ガーナ・バウンスなど現地向けにキュレーションされたプレイリストも楽しめる」とアップルは声明で述べた。
アップルミュージックには現在、6000万曲以上の楽曲が収められ、世界167カ国で利用可能になっている。
一方でグーグルミュージックが対象とするのは63カ国にとどまっており、スポティファイの場合は80カ国となっている。新たな国でサービスを開始するためには、権利者の許諾が必要で、交渉に長い時間を要する場合もある。
ただし、フランスの音楽ストリーミングサービスDeezerは、世界187カ国で利用可能だ。
アップルの今後の収益性を考えた場合、サービス部門は非常に重要だ。アップルはかつてのようにiPhoneの出荷台数を開示することをやめており、その代わり、アップストアやアップルミュージック、アップルアーケードなどの利用人口の拡大に注力している。
アップストアの場合、一般的にアプリ経由の売上の30%がアップルの取り分となる。さらにアップルミュージックと同様なマネタイズのスキームが、アーケードやiCloudにも導入されている。
アップルアーケードやポッドキャスト、iCloudのサービスも新たに20カ国で利用可能になった。
アップルミュージックが新たに利用可能になるのは、下記の国々だ。