ビジネス

2020.04.26

在宅勤務で生産性を高めるコツ

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在宅勤務で集中力を維持するのは楽ではない。隣の部屋で働く家族や、テレビをつけてちょっと休憩したいという誘惑など、気を散らす要素が多い。生産性を維持するためには、作業場から気を散らすものを排除したり、減らしたりする必要がある。

携帯が必要なければサイレントモードに


携帯電話はバイブレーションモードではなく、サイレントモードに設定する。そうすれば、通知音が鳴るたびに携帯へ手を伸ばさなくてすむ。バイブレーションだと音が鳴るのと同じで、チェックしたい衝動に駆られてしまう。携帯は、仕事で必要な場合のみ使うこと。

アプリの通知はオフに


仕事で携帯を使う必要がある場合でも、各種アプリの通知はオフにしておけば、仕事中に邪魔されることがない。携帯をサイレントモードにしておくのと同じ目的だ。アプリの通知が減れば、「ちらっとチェックするだけ」を繰り返すことなく、必要ない時には携帯を手放すことができる。

仕事用のブラウザーウィンドウを作る


ブラウザーウィンドウを分けることで、仕事用とプライベート用のインターネットを区別する。開いているウィンドウの全てのタブが仕事関連であれば、アマゾンやツイッターを開きたい誘惑も減る。休憩時になったら、プライベート用のウィンドウに切り替える。そうすれば、仕事中に気を散らす原因を減らすとともに、仕事と自由時間との線引きができる。

テレビを大型PCモニターとして使う


時に、ノートパソコンでは画面の広さが足りないものの、外部モニターを持ち合わせていないこともある。そんな時、テレビが役に立つ。必要なのはHDMIケーブル、そして場合によってはノートパソコン用の変換アダプターだ。所有機のモデル名とHDMIをキーワードにしてネット検索すれば、必要なアダプターがすぐ見つかるだろう。Bluetoothキーボードも、作業の自由度が増す便利な機器だ。

休憩して散歩する


生産性を維持するには、休憩時間を取り、立ち上がって動き回ることが一番だ。休憩することで集中力がリセットされて活力が回復し、体を動かすことで血流も良くなる。軽くストレッチをして家の中を歩き回ったり、散歩をしたりするとよい。どんな運動でもよいため、これはたとえ家が狭くてもできる。

編集=遠藤宗生

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