家事も仕事も子育てもで手一杯になる
解決Tips:スケジュールの共有や、家事の協力体制を構築する
親子リモートワークをしているメンバー全員から上がったのが、家族との協力体制。自分ひとりで仕事も家のことも、と抱え込むと必ずパンクしてしまいます。
家族全員で協力し合える環境を作ることが、親子リモートワークの基本。
事前にミーティングの枠をカレンダーでパートナーと共有し、子どもの面倒を見られるようにしたり、子どもたちにも毎日ひとつずつお手伝いをしてもらい、それがそのままお小遣いとして反映されるシステムを作ったり、家族全員で取り組めるルールを設定しているメンバーが多くいました。
仕事で子どもをほったらかしにすることに罪悪感がある
解決Tips:子どもと一緒にできることを増やして、気持ちのケアも
休校中はどうしても一人の時間が増えてしまいます。お父さんやお母さんが近くにいるのに、かまってもらえないことで寂しさを感じたり、通常とは異なる状況で子どもたちのストレスも溜まってしまいます。
休日や夜など、時間が取れる時には一緒に屋内でできる運動をしたり、プログラミングを学べるサイトで親子で遊んだり、お子さんの気持ちをケアをしながら長期戦を乗り切りましょう。(子どもの手前、三日坊主にはなれないので、運動が続く!という別の効果もあるみたいですよ。)
親子リモートワークは自分の仕事を話す良い機会
大変なことの多い親子リモートワークですが、自宅で仕事をするのをきっかけに自分の仕事を子どもに伝える機会にしているというメンバーの声もありました。
なぜ仕事をする必要があるか、どういう仕事をしているかなどを話す時間を設けることで、お子さんの仕事に対しての理解が深まり、「邪魔しないようにしよう」というマインドも生まれてきたそう。
会社で勤務しているとなかなか見せられない仕事中の姿を見せることは、お子さんにとっても良い学びの機会なのではないでしょうか。これは親子だけでなくパートナー同士にも当てはまることかもしれません。
様々な制約が生じる家族でのリモートワークですが、これをきっかけに普段話すことができないことを話し合い、より家族同士の理解を深めるきっかけになるのではないでしょうか。
本稿はUI/UXデザインを強みとした新規事業の立ち上げや、デザイン組織構築支援などを行う株式会社グッドパッチが運営するフルリモートデザインチーム「Goodpatch Anywhere」によるもの。Twitterアカウントは@GoodpatchAW。彼らの事業に興味がある方、彼らとの取り組みを希望する企業はこちらからコンタクトされたい。また、一緒に事業を推進するメンバーも募集している。