外に出られないときでも楽しめる 旅にまつわる14の映画


11. 『クレイジー・バカンス ツイてない女たちの南国旅行』


エイミー・シューマー演じる主人公は恋人に捨てられ、一緒に行くはずだったエクアドル旅行に母親を連れて行くことになった。その後2人は誘拐されてしまい、うっそうとしたジャングルから逃げ出そうとする中でどんちゃん騒ぎを起こす。

この映画はハワイで撮影され、4つ星のフォーシーズンズ・リゾート・オアフ・アット・コオリナの大人専用インフィニティプールが登場している。同ホテルで夕焼けを見るには、このプールが最適だ。


Four Seasons Resort Oahu at Ko Olina / FOUR SEASONS HOTELS LIMITED

12. 『プラダを着た悪魔』


実話小説を元にしたこの映画は、米国版「ヴォーグ」編集長のアナ・ウィンターをモデルにしたと言われており、ファッションだけでなくニューヨークに捧げられた映画だ。

アン・ハサウェイ演じる主人公は、未出版の『ハリー・ポッター』の原稿を手に入れるという不可能な任務を遂行するため、5つ星ホテル、セントレジス・ニューヨークのキング・コール・バーに向かう。この著名なバーは米国で初めてブラディメアリーのカクテル(レッドスナッパーと呼ばれる)を提供したことで知られていて、画家のマックスフィールド・パリッシュの壁画『オールド・キング・コール(Old King Cole)』(1906)があることでも有名だ。


The St. Regis New York / THE ST. REGIS NEW YORK

13. 『クレイジー・リッチ!』


コンスタンス・ウーとヘンリー・ゴールディングが主演するこのラブコメからは、シンガポールの超富裕層の生活を垣間見ることができるだけでなく、同国の豊かな文化にも浸ることができる。

マリーナベイ・サンズの目もくらむような57階のインフィニティプールは、シンガポールのスカイラインでもずば抜けた存在だ。もちろんこの作品でも、同プールがホテル付近のセラヴィ・クラブ・ラウンジとともに脚光を浴びている。


Marina Bay Sands / MARINA BAY SANDS

14. 『キャロル』


1950年代のニューヨークを舞台としたこの映画は、ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの禁断の恋を描いたものだ。ビンテージ車が並ぶ雪が積もった街から、レトロなレストランに立ち寄る米国横断の車の旅まで、映画を見ると昔の時代に引き戻される。

仏アールデコ調のヒルトン・シンシナティ・ネーデルランド・プラザがシカゴのザ・ドレーク・ホテルの代わりに使用された。ヒルトンの5つ星レストラン、オーキッズ・アット・パームコートも登場し、壮大な雰囲気だけではなく新アメリカ料理にも目を引かれる。


Hilton Cincinnati Netherland Plaza / HILTON CINCINNATI NETHERLAND PLAZA

翻訳・編集=出田静

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