外に出られないときでも楽しめる 旅にまつわる14の映画


6. 『007 死ぬのは奴らだ』


1973年の同映画では、英秘密諜報員のジェームズ・ボンドがニューヨークからニューオーリンズ、そしてカリブ海諸島へと移動する。ハーフムーン・ジャマイカは4つ星リゾートで、ゴルフ休暇や家族休暇、またボンドと年下の米中央情報局(CIA)スパイが映画の中で見せたようなロマンチックな逃避行にもぴったりだ。


Half Moon Jamaica, A Salamander Resort / SALAMANDER HOTELS & RESORTS

7. 『ノッティングヒルの恋人』


英国人の書店主(ヒュー・グラント)が有名な米女優(ジュリア・ロバーツ)に恋をするこのしゃれたラブコメは、おそらくロンドンのどの地区でも撮影できただろう。しかし監督のロジャー・ミッシェルは、自身がなじみがあったノッティングヒルを舞台に選んだ。映画のドキドキするクライマックスでは、5つ星ホテルのザ・サヴォイが登場する。同ホテルには時間をかけて滞在し、荘厳な部屋やアフタヌーンティー、時を超越したアメリカンバーを楽しむ価値がある。


The Savoy / THE SAVOY

8. 『ラブ・イズ・ブラインド ~外見なんて関係ない?!~』


この予想外の大ヒットリアリティー番組では、カップルが互いを見ることなく隔離ポッドの中で「デート」する未来を描いている。カップルがポッドの中で婚約すれば、直接対面し、メキシコの魅力的なリゾートのリビエラ・マヤに婚前旅行する。ドラマ自体が病みつきになるものだが、リビエラ・マヤの浜辺とホテルのプールにも目を引かれる。ロマンチックな旅が行われたのは4つ星のグランド・ベラス・リビエラ・マヤで、約32万平方メートルのジャングルに囲まれたオーシャンフロントの隠れ家的施設だ。


Grand Velas Riviera Maya / GRAND VELAS RIVIERA MAYA

9. 『ダイヤモンド・イン・パラダイス』


サルマ・ハエックとピアース・ブロスナンが演じる宝石泥棒カップルは、引退してバハマのパラダイス島に移り住む。しかし、ブロスナン演じるマックスは最後の略奪をすることを決める。

映画中の明るいピンク色のタワーはパラダイス島のリゾート、アトランティスとすぐに分かる。10部屋を備えたブリッジ・スイートが撮影に使われたが、フォーブス・トラベルガイド推薦のザ・コーブ・アット・アトランティスがお薦めだ。同施設はホテルの中にある高級ホテルで、浜辺の見える部屋やより落ち着いた雰囲気、2つのプライベートビーチに挟まれたしゃれたプールなどを楽しめる。


The Cove at Atlantis / THE COVE AT ATLANTIS

10. 『幸せになるための27のドレス』


友人の花嫁付添人を務めてばかりで自分は結婚できないタイプの女性を描いたラブコメ映画だ。主演のキャサリン・ハイグルは、近代イタリアのルネッサンス建築と絵のように美しい中庭を持つロッテ・ニューヨーク・パレスで結婚式に出席する。3階建てのシャンパン・スイートは、ワインの地下蔵と屋上テラスを備え、ハネムーンを過ごす価値がある施設だ。


Lotte New York Palace / LOTTE NEW YORK PALACE
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翻訳・編集=出田静

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