期待以上のタイピング感と操作性──iPad Pro用「Magic Keyboard」ハンズオン

iPad Proの新しい専用アクセサリーとして発売された「Magic Keyboard」。写真は12.9インチのiPad Proに対応するキーボード。11インチにサイズを最適化したモデルも発売される。


2つのUSBポートを獲得。充電しながらストレージ機器をつなげる


Magic Keyboardの2枚のパネルをつなぐジョイント部分の左端にはUSB Type-Cポートが搭載されている。ここに充電ケーブルを接続すると、iPad Proとの電気的な接点であるSmart Connectorを介してiPad Proにパススルー充電ができる。

充電中にはiPad Proの本体に搭載されているUSB Type-Cポートが空くので、ここにSDメモリーカードやUSBマスストレージデバイスを接続してデータの読み書きもできる。Magic Keyboardを導入することでiPad Proの拡張性が広がり、マルチタスクの生産性が高まる。

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Magic KeyboardにUSB Type-Cのポートを装備。iPad Proへのパススルー充電が可能だ。

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iPad ProはMagic Keyboardにマグネットで吸着。Magic Keyboardからの給電と、USBケーブルを外している時にはiPad ProからMagic Keyboardへの給電をこのSmart Connector端子から行う。

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背面カメラの切り欠き。当然ながらサイズがピタリとフィットする。

Magic KeyboardはiPad Proによるテキストタイピングの精度・スピードを向上させるアイテムというだけでなく、堅牢性の高いカバーとして、あるいはディスプレイの応用力を高めるスタンドとしても様々な魅力を備えている。iPad Proの底力をさらに引き出したいユーザーにとって必携のアクセサリーだ。

新たなハードウェアアクセサリーを加えることにより、iPad ProがハイエンドクラスのノートPCと肩を並べる操作性や拡張性を獲得する。さらにApple Pencilやノイズキャンセリング機能を持つワイヤレスイヤホンの「AirPods Pro」を組み合わせることによって、iPad Proは他に類を見ないデジタルワークステーションとしてハイレベルな生産性と創造性を発揮してくれるだろう。

文=山本敦

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