期待通りの心地よいタイピング感
キータイピングは期待していた通り、とても快適だ。Magic Keyboardでは1mmのキーストロークが確保されており、底付きの衝撃が適度に分散される。
そのため長時間のテキスト入力も疲れない。Smart Keyboard Folioはスリムでポータビリティにも優れるアクセサリーだが、キーストロークがとても浅いため、長文を入力すると疲労を感じることがあった。キーボードのタイピング感には人それぞれの好みがあることは承知しているが、それでもなおMagic Keyboardは万人受けするタイピング感に仕上がっていると言えそうだ。
フルサイズのキーボードとトラックパッドをバンスよく配置している。
Magic Keyboardにはマウス操作ができるトラックパッドも搭載されている。縦5cm・横10cmのトラックパッドをフルサイズのキーボードと上下に並べてバランス良くレイアウトした。トラックパッドの左右にはパームレストのスペースも確保できている。これもまたキータイピングによる疲労軽減につながっている。
深さ1mmのキーストロークを実現。MacBook AirのMagic Keyboardよりややキー自体の高さが低いようにも感じるが、心地よい打鍵感は共通している。
すべてのキーにバックライトイルミネーションを配置。暗い場所でもキー位置を正しく認識できる。
トラックパッドがあるからiPad Proの画面が清潔に保てる
iPad Proは指によるパネルのタッチ操作とApple Pencilも使えるのに、なぜマウス入力まで必要だったのかと思うかもしれない。トラックパッドあるとテキストタイピングも入力箇所の指定が素速く正確にできるし、Webブラウジングのスクロール操作は明らかに操作感が向上する。
マルチフィンガージェスチャー操作にも対応するトラックパッドを搭載。
3本の指でトラックパッドを下から上に向かってスワイプするとホーム画面に素速く戻れたり、そのまま3本の指で左右にスワイプするとフルスクリーン表示のアプリの切り替えもスムーズにできる。
指で直接触れる機会が減ると、iPadのディスプレイがきれいなまま保てる。ウィルス感染のリスクを減らすためにも、スマートフォンやタブレットのディスプレイは日頃から清潔にしておきたい。
