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陽性で無症状だった女性は、調査対象者の約13.5%だった(陽性で症状があった人は1.9%、陰性だった人は84.6%)。この結果について、レターの筆者は次のように述べている。

「出産のために入院した女性たちを対象に行った調査で明らかになったのは、ニューヨーク市では出産時に陽性だった人のほとんどに、症状がなかったということだ」

「出産のために入院した無症状の妊婦8人のうち1人以上が、陽性だった」

ただし、レターの筆者らはこの結果について、特定の少人数のグループに関するデータであり、必ずしも一般人口に当てはめて考えることはできないと警告している。

だが、それが示唆するのはどのようなことかと考えてみれば、この結果は興味深い。米食品医薬品局(FDA)のスコット・ゴットリーブ元長官はツイッターの投稿で、ニューヨーク市などの感染者が非常に多い「ホットスポット」の感染率は、「これまで考えられていたより相当に高い可能性があるということになる」と述べている。

13.5%(陽性で無症状だった妊婦の割合)という数値をニューヨーク市の人口に当てはめて考えれば、このウイルスにすでに暴露している人は、膨大な数に上ると考えることができる──当然ながら、より正確な結論を導き出すためにはさらなる調査が必要だ。

編集=木内涼子

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