巣ごもりで高まる「お菓子づくり」需要 子どもと楽しく学ぶ機会に

自宅で簡単にできるお菓子づくりのアイテムが人気急上昇


使い勝手の良さでは「冷凍パイシート」も売上が伸びている。ひと手間加えるだけで、手軽に本格的なチョコパイやアップルパイはもちろん、簡単なピザもつくることができるので、アイデア次第で工夫できる要素がある。また、冷凍ということで保存性が高く、賞味期限も長い。

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パイシートには冷凍庫から出して室温で数分解凍するだけで、すぐに使える手軽さが

ちぎりパンキット1万個を無料配布


家でのお菓子づくりの裾野をさらに広げるべく、cottaはアソビューとコラボし、この4月からキット販売を開始した。必要なのは、オーブントースター(またはフライパン)、ボウル、バター、牛乳だけ。計量の必要もなく、できる限り敷居を下げ、簡単にお菓子がつくれるようになっている。

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自宅に届いたキット一式でチョコパンが完成するため、子どもでも十分楽しめる

第1弾のチョコパンのキットも、ボールのなかで混ぜて焼くだけなので、子どもとの初めてのパンづくりにはうってつけ。今後、ラインナップを拡充・展開される予定だ。

「幼少期にお菓子づくりをしたことがある人は、その時の記憶を大人になっても覚えている。そして、親になるとそのことを自分の子どもにも教える傾向がある」と黒須社長。そんな思いから、cottaはちぎりパンづくりキットを1万個無料で4月22日より配布するという。家で何もすることがなく困っている子どもがいる家庭に配布し、親子で手づくりの楽しさを覚えてほしいというのが狙いだ。

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「ちぎりパン1万個を無料配布して、親子でパンづくりを楽しんでもらいたい」とcottaの黒須社長は語る

外で遊ぶことが難しいこのタイミングだからこそ、家の中でできる遊びを親子で楽しんでもらいたい。それはきっと、子どもたちが普段何気なく食べているお菓子がどんなふうにできているのかを知り、うまくできた達成感や満足感、ときには失敗の苦汁を味わう、学びの機会になるだろう。

連載:「遊び」で変わる地域とくらし
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執筆:内田有映 取材協力・写真提供:株式会社cotta

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