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2020.04.16

米国人の大半、コロナ流行ピーク越えても旅行自粛 世論調査

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復活の道のりが最も長いのが、クルーズ業界だ。流行のピークから1カ月以内にクルーズ船に乗ると答えた米国人はわずか8%。半年以内と答えたのは4分の1以下の22%で、50%はクルーズ船に乗るまでに1年以上かかるだろうと答えた。

ただ、悪い結果ばかりではない。ガーズマは、繰り延べ需要が発生する可能性も示されていると指摘している。米国人の35%が、外出禁止令が施行されて以降、狭い空間に嫌気がさしていると回答。その割合は18~49歳では42%、50歳以上では26%と、16ポイントの開きがあった。

人々はまず、近場への外出から始めるものとみられる。ガーズマによると、米国人が今できなくて残念に感じていることとして、レストランやバーでの外食(51%)、友人や家族と会うこと(49%)、店での買い物(39%)が挙げられた。

米国人がいつになったら再び旅行に出るようになるかは、経済に大きく左右されるだろう。ハリス・ポールの最新の調査では、新型コロナウイルスのパンデミックによる失業の可能性を懸念する米国人の割合は、先々週から4ポイント増の60%となっている。

編集=遠藤宗生

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