月500円で始まるアートのある暮らし。現代アートのサブスクサービスが1億円の資金調達を実施


今後の展望

null

ユーザーの作品嗜好データを活かしたUXの向上を実現し、2021年夏に会員数1.5万人を目指す。契約アーティストならびにユーザーの増加により、更なる事業基盤の強化を行う。

今後は、これまでに蓄積したユーザー属性別作品交換履歴データを活かし、AI技術導入による高い精度のパーソナライズを実装する。パーソナルデータを活かし、平面絵画だけでなく、暮らしを豊かにする新しいサービス・商品開発も視野に入れている。

各投資家からのコメント

今回の引受先はデライト・ベンチャーズをリードインベスターとして、KVP、FGN ABBALabの3社が運営する各ファンドとなる。各投資家からのコメントを以下に紹介する。

南場 智子(デライト・ベンチャーズ マネージングパートナー)

「Casieを皆が利用して、アートがあふれる世界になったらどんなに素晴らしいだろう。藤本さんにはこの事業をやる理由があります。そして、このチームは芸術家と丁寧に向き合います。なんとなくアートと距離を感じている利用者を遠ざけません。casieは思いの詰まったサービスです。そこが好きです。応援します!」

永原 健太郎(デライト・ベンチャーズ プリンシパル)

「Casieが作り上げたい世界観、藤本さんの人柄、事業の成長性、アーティストさんとの信頼を高め続けているチームに惚れ込み、デライト・ベンチャーズとしては初めてリードインベスターとして投資をさせて頂きました。Casieを通して、彩り豊かになる世界を少しでも広げていけるよう、支援していきたいと思っています。ハードルが高いと感じるアートの世界を身近な存在に。自分好みのアーティストさんとの出会いやアートのある世界を是非お楽しみ下さい」

長野 泰和(KVP 代表取締役社長)

「Casieはいちユーザーとしても大好きなサービスです。1年半ほど前に初めて藤本さんにお会いした時から惚れ込んで投資を決定しました。当時は法人向けのビジネスが中心でしたが投資後2C向けにピボットし、ようやくPMFしてきたと感じてます。この資金調達を機にアートの民主化というCasieのヴィジョンを一気に進めることができとても嬉しいです。数年後にはCasieはすごい会社になると確信しています」

縣 ニキ(FGN ABBALab パートナー)

「生活の場に置く絵画は、時間と共に経過していく音楽や映画とはまた異なった、空間と時の過ごし方の魅力を与えてくれます。Casieが届けるアートは、家族や仲間の間に、それまでになかった会話や潤いをもたらすものとして、心の豊かさを築く礎になると考えています。そして、アーティストが新たな表現の場を得て更に成長し世界へと羽ばたく礎を与えるのもCasieです。日本を次の豊かさへと引っ張ってくチームに投資を決め、一緒に走りたいと思います」

なお、既存株主として赤坂 優氏(エウレカ創業者)、アンドライツ、Sevenwood Investmentを有する。

おうち時間応援キャンペーン

新型コロナウイルスによる外出自粛に伴う、自宅時間の長期化に対し、Casie新規利用者限定「全プラン初月500円」を2020年5月末までの期間限定で実施する。詳細は特設サイトを参照。

PR TIMESより

ForbesBrandVoice

人気記事