2017年に創業のPepperはこれまで3つのプロダクトしか発売していないが、先日の資金調達ラウンドで累計240万ドル(約2.6億円)を超える資金を調達した。「Pepperのゴールは、女性たちのコミュニティを作り上げること」と、同社のCEOを務める30歳のフーは話す。
Pepperはバンドサイズが30から38までの、AAカップからBカップのブラを製造している。同社は先日、200万ドルの資金をPrecursor VenturesやBreak Trail Ventures、Kokopelli Capital、ニューヨーク大学のイノベーションファンドなどから調達した。
Pepperの社員は3人のみで、全員がリモートで勤務しており、新型コロナウイルスによるダメージが広がる中でも、サバイブできるコンパクトな組織だとフーは話した。
フーが同社を立ち上げたきっかけは、彼女の母親が自分のサイズに合うブラがなかなか見つからないと話していたことだったという。その後、マーケティング企業Conversocialで働き始めた彼女は、職場の同僚だったウィノグラードと、市場調査を開始した。
その結果、大手メーカーが製造するワイヤーブラの標準的サイズは36Cで、多くの女性のサイズを大幅に上回っていることが分かった。ウィノグラードは衣料品関連のビジネスを手がける家庭の出身で、親戚のつてをたどりコロンビア州最大の下着製造工場に、胸の小さな女性向けのワイヤーブラの製造を依頼した。
2人は5000ドルの自己資金で製品のプロトタイプを作り、2017年にキックスターターでキャンペーンを開始した。その結果、4万7000ドルの支援金を獲得し、Conversocialでの仕事を辞めて、Pepperの事業にフルタイムで関わるようになった。