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世界中でいま何が起きているかを知り、理解するほど、身体的な健康を心配するようになる人が多いだろう。だが、そうした心配の一方で、私たちの精神的な健康もまた、大きな打撃を受けている。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)との闘いのなかで高まるストレスに対応することを助けするためとして、多くの組織がガイドラインを公表している。それは、そうすべきもっともな理由があるからだ──人間にとって非常に不自然な行動が、いま不可欠な行動とされているためだ。

新型コロナウイルスとの戦いにおいて、私たちが手にしている強力な武器の一つは、社会的距離の確保(ソーシャル・ディスタンス)だ。以下、外出自粛を続けるなかで実践したい、いくつかのことを紹介する。

1. ルーティーンを持つ(数は多い方がいい)


米アデルファイ大学心理学部のデボラ・セラニ教授は、年齢にかかわらず誰にとっても、メンタルヘルスを維持するためにはできる限り多くのルーティーンを持つことが有効だと指摘する。「スケジュールを組まずに過ごしていれば、退屈する時間ができる。それが不安やうつの原因になるのだ」という。

また、ルーティーンを持つことは、“決定疲れ”を避けることにつながる。選択肢があまりに多いことが、私たちを精神的に参らせたり、極度の疲労を感じさせたりする原因になる。

2. 自宅での運動を習慣にする


自宅での運動には、21世紀らしいサービス(ペロトンやミラー)を利用することから、昔ながらの方法(トレーニングビデオや、しまい込んであるダンベル)を取ることまで、いくつものオプションがある。オンラインワークアウトプログラムを提供する各社は現在、無料のサービスや加入当初の無料期間の延長などを行っている。

心拍数を増やしたり、筋肉を付けたりするのに役立つ運動はどのようなものでも、心身の健康維持に適している。

3. できるだけ屋外(自然を感じる場所)に出る


人との間に6フィート(約1.8m)のスペースを空けることを、忘れてはいけない。都市部に住む人たちはよく分かっているだろうが、これには多少の努力が必要な場合もある。だが、できないことではない。

比較的最近に発表された数多くの研究によれば、自然の中で過ごすことは心身のどちらの健康にも有効だ。特に、不安の解消とうつの改善に効果があるとされている。

4. 家のなかを片付ける


時間があるときに家の中を片付けることは、生産的な行動を取っている、行動を管理できていると実感するための良い方法だ。

セラニ教授によれば、「研究によると、掃除には予測可能性があり、不確実性に直面する私たちにとって、物事や自分をコントロールできているという感覚を与えてくれるものになる。さらに、私たちにダメージを与えるストレスから一時的に(精神的、感情的、身体的に)、引き離してくれるものでもある」

編集=木内涼子

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