ビジネス

2020.04.10

コロナショックが可視化したクラウドキッチンの可能性

Photo by zhang kaiyv on Pexels.com


新時代のレストランビジネス


USでは、Afterコロナの世界では、我々が知っているようなレストラン業界はおそらく以前の「普通」に戻ることはないだろうと言われておりすでにその見解は一般的なものとなっています。

また、フードデリバリーはかつては収益性への道のりが疑問視されていたものでしたが、現在では既に業界の一部となっており、レストランプレイヤーとUberEatsのようなプラットフォーマーはそれぞれの関係をより明確にする必要があるでしょう(つまり、レストラン側の視点で見ると、フードデリバリーが成長するにつれ、レストランはプラットフォーマーと協力するか、独自のデリバリープラットフォームの構築に注力するかという問題に直面することになります)

少し話が逸れてしまいましたが、とにかく、withコロナ〜Afterコロナにおいては特にフードデリバリーやクラウドキッチンは私達にとって全く新しい体験をもたらす大きな可能性を秘めています。

それはもう消費者にとっての利便性だけで定義された市場の話ではありません。将来は配達がマストであり、安全性が担保され、デリバリーを中心にマルチチャネルでメニューを提供できることがレストランプレイヤーとしてデリバリー市場の一部になるためのベースラインとなる時代がやってきます。そして、それは今回のコロナショックにより皆が思うよりも早いスピードでやってくるはずです。

コロナショックに〈適応〉して一緒にこの時代を乗り切りましょう。


本稿は、飲食店がデリバリーを通じて得られる収益を最大化できるサービス「ククピークラウドキッチン」を運営する株式会社cookpy代表取締役、 安井一男氏によるもの。Twitterアカウントは@kzcookpy。彼らの事業に興味がある方、彼らとの取り組みを希望する企業はこちらからコンタクトされたい。

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