ライフスタイル

2020.04.18 19:00

バリ島の若き姉妹はどう脱プラを推進したか。世界を変える3つのステップ

バイバイ・プラスチックバッグ創始者のメラティ・ワイゼン(右)と妹イザベル(GettyImages)


ステップ 3. 一人でやろうとしない


「アイディアを実現するためには、チームを作り、同じ考えを持つ人たちと力を合わせる必要があります。チームに参加してくれる人はどこにいるのでしょうか?私たちは、親しい友人と力を合わせるところから始めました。友人や先生、両親、地域社会に声をかけてみましょう。心から話をすれば、人は理解し、力を貸してくれます」と、メラティは伝えます。
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始まりはとてもつつましいものでしたが、バイバイ・プラスチックバッグキャンペーンは世界中に広がっていきました。現在では、29か国で50のチームが活動しており、6万人以上の学生に対する呼び掛けを行ってきました。

「時間は押し迫っています。まさに今、問題は起こっており、私たちはそれを目の当たりにしています。科学や事実はそこにあり、若者たちは変化を推し進める自らの力に気づき始めています」(メラティ・ワイゼン)


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若者たちが、今後も変化を実現することができる自らの力を信じていけるよう、メラティは若者たちが行動を起こすための「YOUTHTOPIA」というプラットホームを立ち上げています。

この新しい取り組みでは、ワークショップや集会、オンラインクラスを通して、パブリックスピーキング、キャンペーンの立ち上げ方法、リーダーシップ、政府への提言など、あらゆる分野のスキルを未来の活動家たちに教えています。

「あなたが何歳でも、どこの出身であっても、常に模範となることはできるのです。誰かに許可をもらう必要はありません。誰かが道を作るまでただ年を重ねて待つのはやめましょう。自分自身で道を作り、進んでいくのです」(メラティ・ワイゼン)

(この記事は、世界経済フォーラムのAgendaから転載したものです)

連載:世界が直面する課題の解決方法
過去記事はこちら>>

文=Johnny Wood, SeniorWriter, Formative Content

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