3. 自己評価を復活させる
米誌オー・ジ・オプラ・マガジンは、拒絶された場合は自己評価を回復するため強みを書き出すことを勧めている。
心理学者で『Emotional First Aid: Healing Rejection, Guilt, Failure, and Other Everyday Hurts(感情の応急処置 拒絶と罪悪感、失敗、その他の毎日の痛みを癒やす)』の著者であるガイ・ウィンチは同誌によると、仕事に採用されなかった場合は「強い労働倫理や責任感、信頼性、学習能力の高さなどを挙げてもよい」と述べている。
「次に、こうした性質から1つを選び、以前の雇用主に評価されたときのことや、将来他の雇用主からもこの点を評価されるだろう理由について、段落1つか2つでまとめる」と述べたウィンチは、「書くことで、私たちは自分が価値ある従業員であり、そうなることができると自分に深いレベルで気づかせている」と語った。「このエクササイズは、自分の価値を自己確認する方法だ」
4. 拒絶の経験から学ぶ
米心理学誌サイコロジー・トゥデーでは、心が強い人は拒絶された経験から学ぼうとし、それを生産的で啓発的な考え方で捉えると述べている。同誌の記事「5 Ways Mentally Strong People Bounce Back From Rejection(精神的に強い人が拒絶から立ち直る5つの方法)」は「(心が強い人は)痛みにただ耐えるよりも、これを自己成長の機会に変える。そうすることで、拒絶を受けるたびに強くなり、改善する」と述べている。
5. 忍耐力を持つ
作家のエリザベス・ギルバートは、オンライン文学誌ザ・ランパス(The Rumpus)のインタビューで、自分に執筆ができると常に信じていたこと、それにより、これほど自信のある声が生み出されたことを議論した。彼女は、自分には今の仕事をする権利がないと感じている人や、自分の仕事をするのに許可が必要だと考えている人にいつも驚かされてきたと述べた。
「起き得る最悪のこととは何だろう? 失敗することぐらいだ。そうしたらもう一度挑戦し、相手を疲れさせ、あなたを拒絶するのにうんざりさせる。あなたからの手紙を見るのに疲れて、相手はただ諦める。相手には選択肢がない。一部は本当の自信で、偽の自信もあり、また不安もあった。これら全ての組み合わせだったのだ」(ギルバート)