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非常に多くの人が、とても好きな趣味があるという理由から起業している。しかし、何かをとても好きだからという理由でそれが常に市場にぴったり合うとは限らない。

会社の42%は「市場に需要がない」という理由で失敗していて、これは趣味から会社を起こそうとしているあらゆる人にとって非常に大きな障壁となる可能性がある。こうなると、解決策として出したものが、逆に問題を招いてしまう事態になりかねない。

そこで私は、ウィー・アー・ニッターズ(We Are Knitters)の共同創業者であるぺピータ・マリン最高経営責任者(CEO)を取材し、彼女と彼女のパートナーがどのようにして趣味をビジネスに(それも大きなビジネスに)変えることに成功したのかを尋ねた。

ぺピータと共同創業者のアルベルト・ブラーボは8年以上前、ニューヨーク市の地下鉄で編み物をしていたクールな女性に感銘を受けた。2人の出身地であるスペイン・マドリードでは、編み物は“クール”とは正反対で、おばあさんらが暇つぶしのために行うような、より伝統的なものだった。

2人はユーチューブの動画を使って編み物を独学し、そこからドゥ・イット・ユアセルフ(DIY)のビジネスのアイデアが生まれた。マリンは次のように述べている。

「世界中の編み物をする人に知ってもらいたかったので、インターネット上で立ち上げたかった」

ウィー・アー・ニッターズは現在、ソーシャルメディア上で100万人以上を抱えるコミュニティーだ。昨年は、世界中からの13万件の受注と、1350万ドル(約14億7000万円)を超える売り上げという節目を達成した。

「好きなことをすれば、他は後から付いてくると言われる。これは私たちの会社に当てはまることで、自分が好きなことを毎日仕事にできて恵まれている」

マリンによると、趣味をビジネスに変える際に心に留めておくべき5つのコツは次の通りだ。

1. 趣味を収入に変えられるあらゆる方法を議論する


財務的に持続可能なビジネスを作るには、一つ以上のことをしなければならないかもしれない。ウィー・アー・ニッターズでは、編み物からかぎ針編み、プチポワンの刺しゅう、さらにはアームニッティング(腕編み)までビジネスを広げた。また同社では、女性や男性、子ども、乳児、室内装飾のためのキットも手掛けている。誰にとっても、手作りの贈り物はうれしいものだ。

編み物キットに加え、道具やトートバッグ、Tシャツ、さらには定額制ギフトボックスや毛糸の染色キットさえ販売している。現実的なビジネス機会の裏にビジョンを持ち、提供するサービスを収入に変えるためのあらゆる方法を見極めておくことが重要だ。

翻訳・編集=出田静

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