2. 中核となる消費者を中心とし、魅了的なブランドを構築する


マリンとブラーボは、新たな若いミレニアル世代に編み物をしてほしいと考えていた。そのため2人は、若くて楽しく、クールなブランドを維持してきた。同社の商品は(顧客がそう望まない限り)、古い時代遅れのセーターではなく、斬新で、ファッションショーから出てきたような、常に流行を押さえたものだ。かぎ針編みで作ったビキニや、袖が非常に長く丈を短く切り詰めたセーターなどを想像すればよいだろう。ブランドが企業のアイデンティティーであり、これからそのブランドを通して会社が知られることになる。

3. インターネット上での存在感を構築する


全ての会社は現在、活動を生むためにオンラインプレゼンス(インターネット上での存在感)を構築する必要がある。それは、魅力的なコンテンツを掲載し、毎日更新されるウェブサイトやソーシャルメディアのプロフィール作成と維持を指す。ウィー・アー・ニッターズのインスタグラムは現在、52万4000人のフォロワーを抱え、その数は日に日に増えている。また同社は、人々がタグ付けに使うことができる自社ブランドのインスタグラム用GIFも持っている。

4. ネットワーキングとコラボレーションを行う


編み物の世界は広大で、同社は人脈を作るために口コミ、編み物クラブやパーティー、ヴォーグ・ニッティング・ライブ(Vogue Knitting Live)などの編み物関連の会議、地元の編み物グループを通して人とつながっている。

また同社は、ジョーナズ・ハンズ(Jonah’s Hands)やトゥー・オブ・ワンズ(Two of Wands)のアレクサンドラ・タベル、ザ・フック・ヌック(The Hook Nook)のジェシカ・キャリーなど、編み物やかぎ編みの有名なインフルエンサーとつながりを持っているし、同社のために3度コレクションを開催したクリステン・リッターなど編み物分野のセレブと協働するようにしている。

5. 仕事として扱う


最後のアドバイスは、趣味をキャリアとして捉えることだ。マリンは次のように述べている。

「全てが楽しいわけではない。多くの時間と努力が必要なことを覚えておくこと。趣味から生まれたビジネスに取り組み、業界についての情報を読み、会計の講座を受けて、営業とマーケティングについて学び、着実な改善を遂げることに専念するための時間を捻出すること。この新たなビジネスに頭から飛び込み、没頭すること」

締め切りやエクセルでの計算が必要だった他のあらゆる仕事と同じだ。趣味をビジネスにしたかったら、全てが楽しいものになるわけではないことを必ず心に留めておくようにしよう。

愛する趣味を繁栄するビジネスに変えることはもちろん実現可能だ。ここに挙げたステップを踏み、そのプロセスを楽しもう。

翻訳・編集=出田静

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