無視せず、味方になる。困った同僚をサポートする3つの方法

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チームメートが批判されたり不公平な扱いを受けたり、その人が受けて当然の評価を受けられなかったりする場面を見るのはつらいことかもしれない。それについて、自分には何もできないと感じるかもしれないし、自分の行動の結果何が起きるかを恐れるかもしれない。

しかし、あなたにできることはある。リーダーシップはこの自然なためらいを克服し、行動を起こすときに出現する。ここでは、同僚を応援するための3つの方法を紹介する。

1. 批判している人を批判する


仕事で同僚に対して怒鳴っている人を見かけた場合、「ジェーンに怒鳴る必要はないでしょう。何が問題なのですか?」と尋ねるかもしれない。状況を明らかにしたい場合であれば、「この点は一緒に話しましょう」と言って議論に参加することを考えるかもしれない。

論争に加わると難しい状況に発展する可能性があるため、これはどのような場合も勧められない。ジェーンを叱っている人は「この問題には首を出さないでください。あなたには関係ありません」と言うかもしれない。その場合は無視して関与するか、上司に相談するか、人事部に報告するかから選ばなければならない。

また、あなたからのより強い介入が必要な場合もあるかもしれない。その場合は「これは受け入れ難いことです」と言うことができる。その場で起きていることをすぐ止めるには、明確な態度を示さなければならない場合もある。リーダーになるには不適切、あるいは無益な振る舞いを非難し、無視しない能力が必要とされる。

若手社員の場合、自分よりも年配、あるいは経験のある人を批判することは難しいかもしれない。相手は、自分のような人に異議を唱える権利があなたにはないと思うかもしれない。あなたに声を上げる力があっても、あなたより経験豊富な人は同時により強い権力を持っている可能性があるため、そうした相手に異議を唱えるには勇気が必要だ。

これを解決する方法の一つは、あなたが良い関係を構築していて、自分よりも地位が高い別の人に相談することだ。この人物はあなたの代わりに介入し、直接的な悪影響からあなたを守ってくれることができるかもしれない。
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翻訳・編集=出田静

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