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4. 人間は“超”社会的な生き物


心理学者や研究者たちは長年、私たちは社会的な生き物だと言ってきた。「私たちは生まれながらに、誰かと一緒にいること、経験や人生を共有することを強く望んでいる」と。

あらゆる調査結果が、長期的にはより強く誰かとつながっている人の方が幸福で、より健康であることを示している。私たちの多くはこのことをすでに知っていたが、今それを“本当に”理解するようになっている。社会的距離(世界保健機関:WHOはこの名称を「物理的距離」に変えている)の確保を習慣にすることがどうしても難しいのは、そのためだ。

社会的距離を取ることは私たちに今後、誰かと一緒にいることがいかに重要であり、互いにふれあうこと(握手やハグ、寄り添うことなど、私たちを人間たらしめている社会的な距離の近さを示すあらゆる行動)がどれほどすてきなことかを再認識させてくれるだろう。

5. 世界は変わる


複数の州で自宅待機令が出されているなか、私たちはさまざまなことが変わったことを感じ取っている。その一部は、元に戻ることはないだろう。たとえば、私たちは自発的にそうしているわけではなくても(非常に価値ある形で)、テクノロジーによってつながっている。遠隔医療が受けられるのも、在宅勤務ができるのも、そのおかげだ。これらの点はおそらく今後も変わらず、多くの面で私たちの生活をより良くしてくれるだろう。

私たちはまた、備えることのとてつもない重要性を実感した。いずれかの時点でパンデミックになることを、私たちは知っていた。それでもなぜか、ほとんど何の準備もせずにいたのだ。

パンデミックが終息したときには、私たちはより賢明な人との接し方ができるようになっているかもしれない。普通に行動できるようになり、改めてそのありがたみを感じられようになればいい。私たちがこのパンデミックから得た教訓が、将来にわたって長く生かされていくことを願いたい。

編集=木内涼子

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