転職活動を改善する4つのコツ

Rawpixel.com / Shutterstock.com


2. しっかりとした人脈のネットワークを作る


今の社会で仕事を得る一番の方法は、応募先の会社と何らかのコネクションを持つことだ。このコネは、自分の直接の知り合いでもよいし、友人の友人のような間接的なものでもよい。どちらにしろ、人材を探している管理職に自分のことを推薦してもらえば、確実にその人に自分の履歴書を見てもらい、面接の候補に入れてもらえる。

紹介者を見つけるには、人脈のネットワーク作りに励むしかない。経歴が浅い人や、業界を変えようとする人は自分の経歴だけでは最初の審査を通過できないので、これは特に重要だ。

ネットワークはオンラインとオフライン両方の人間関係で作られる。直接会った人だけがネットワークの重要な部分になるわけではなく、オンラインだけで作るコネクションも直接築くコネクションと同じくらい価値がある。グループ内で交流したり、投稿にコメントしたり、ダイレクトメッセージで連絡を取ったりすることで、ネット上の人脈を成長させよう。

対面の人脈作りでは、イベントで知り合った人に電子メールとリンクトインの両方で連絡を取ってフォローアップをしよう。相手が転職活動を支援してくれるようなら、履歴書を送って、どのような仕事に関心があるのかを改めて説明する。リンクトインを使って近況を共有し、相手に常に覚えておいてもらうようにしよう。

3. 職務経歴書は複数のバージョンを用意する


職務経歴書は、応募する職務に合わせて常に内容を変えるべきだ。全てに適応できるような職務経歴書は今の世の中ではもはや通用しないが、そこから肉付けするベースにはなる。ベースとなる職務経歴書を作り、それから応募する仕事に合わせたバージョンを作ること。職務経歴書をそれぞれの仕事に合わせるといっても、毎回仕事に応募するたびに完全に新しいものを作るわけではない。大部分は微調整だけで済む。

職務経歴書は最初の時点ではただ流し読みされるだけなので、職責を挙げる順番が重要だ。最も大切なことが最初に書かれているように、順番を変えよう。必要に応じて項目を追加したり消したりして、あなたがその応募した仕事になぜ適任なのかがはっきりと書かれているようにする。

4. 面接での質問に備える


面接をうまくこなせれば仕事のオファーにつながるため、面接への備えが非常に重要となる。多くの面接では、自分の強みや弱み、スキル、仕事のスタイルなどについての基本的な質問をされるため、答える練習を事前にすることができる。

自分の職務経歴書をしっかり頭に入れ、重要なポイントを面接でも語れるようにする。特に、売上金額やパーセントなどの定量化できるデータに注目しよう。自分についてより自信を持って話せるようになれば、相手に良い印象を与えられる可能性が高まる。

おまけの5つ目のポイントは、忍耐強くなることだ。転職活動は時に長く面倒なものとなり、この間に根気をなくしてしまいがちだ。いら立つ気持ちが高まっていると気づいたら、深呼吸し、一歩後ろに引く。忍耐強くなることでストレスが減ること、ストレスが減れば転職活動に投入できるエネルギーが増えることを思い出そう。

翻訳・編集=出田静

ForbesBrandVoice

人気記事