あいにく、青島への日帰り旅は厳しい。住民のほとんどが高齢者なので、夜を過ごすホテルや夕飯を楽しむレストランは見当たらないだろう。しかも、驚くことに日本でありながら飲み物の自動販売機すら見つけられないのだ(船に乗る前に、必ず夕食を確保しておくこと)。
5. 睦月島(愛媛県)
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猫島は漁業が盛んなところが多いが、睦月島では柑橘類の育つ果樹園が広がっている。日本一の柑橘類シェアを誇る県という、誰もが知る愛媛のイメージを裏切らない地だ。
6. 真鍋島(岡山県)
最寄りの港:笠岡港
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本州から31キロ沖にある真鍋島は、離島ゆえに自然の美しさが守られている。温暖な気候も相まって、映画の撮影班(それに猫)から長年にわたって選ばれている人気スポットだ。
7. 祝島(山口県)
最寄りの港:柳井港
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瀬戸内海にある猫島の終着地点は祝島だ。観光客は、歴史の趣が感じられる柳井町の港を出発し、島巡りをひと通り楽しんだ後にここにたどり着く。
8. 藍島(福岡県)
最寄りの港:小倉港
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本州から向かいの海岸線へと移動し、日本海に浮かぶ藍島へ。時間のない旅行客にとって最も簡単にアクセスできる猫島の1つだ。新幹線の停車駅から歩いて小倉港へ到着。そこから藍島行きの船に乗ろう。
9. 相島(福岡県)
最寄りの港:新宮港
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同じく福岡県にあり、どことなくハート状の形をしている相島。残念ながら、島名に使われている漢字は、同じ「あい」と読む「愛」ではない。とはいえ、相島で撮ったこちらの写真を見ると、ロマンチックな島の地形と猫の数には関係があるようだ。
10. 玄海島(福岡県)
最寄りの港:博多港
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アクセスしやすい猫島をもう1つ。玄海島は、県庁所在地であり九州最大の都市、福岡市の博多港からアクセスできる。
2005年に地震で大打撃を受けるまで、日本最大数の猫が暮らしていた。現在の猫の数は、再び右肩上がりになっているという。