猫には、人々と往々にして仲良く暮らしていける能力があるため、日本各地に「猫島(ねこじま)」と呼ばれる「猫だらけの島」がある。数ある猫島のうち、今日は10の猫島を、写真を見ながら巡ってみよう。
猫たちは日本全国どこにでもいる、というのは冗談でも何でもない。こちらに登場する愛らしい猫たちを、ぜひチェックしてほしい。
1. 江ノ島(神奈川県)
最寄り駅:片瀬江ノ島駅
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東京にやってきた観光客や都民にとって最も近い「猫島」は、首都である東京の南隣、神奈川県にある。江ノ島は、片瀬江ノ島駅から徒歩でアクセス可能で、駅前の通路の先にある橋を渡ると到着する。洞窟の中にある祠や、江ノ島にゆかりのある天女と五頭龍の伝説がとても有名だ。付近の海岸は、サーフィンや日光浴を楽しむ人たち、お祭り騒ぎが好きな人々が夏を過ごす人気スポットとなっている。
ただし、シーズンオフの平日の午後、江ノ島に立ち寄ってみるのだ。江ノ島で一番高い地点を目指して螺旋階段を上っていると、人間と同じ数ほど多くの猫に出くわすだろう。
2. 沖島(滋賀県)
最寄りの港:堀切港
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猫島がすべて海の上にあるとは限らない。沖島は、日本最大量の淡水を貯える琵琶湖の真ん中に浮かんでいる。島の小さな漁師町に住まう人々はわずか350人で、島内での主な移動手段は自転車である。そう、沖島の猫は、車にひかれる心配がまったくないのだ。
3. 佐柳島(香川県)
最寄りの港:多度津港
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佐柳島は、瀬戸内海に位置する猫島のうちの1つ。漁業を営む集落が2つあり、穏やかな気候に恵まれた島だ。四国の北東部に位置する日本最小の県、香川県の沖にある。
4. 青島(愛媛県)
最寄りの港:長浜港
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四国の西部、愛媛県へ。青島は、日本で最も過疎化の進んでいる猫島かもしれない。たくさんいる猫と人影を何度か見比べたが、住民はたった15人しかいない。