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しかし、パランティアが英国政府を支援することは、様々な懸念を生じさせている。同社のツールは米国では、移民局が不法移民を監視するために用いられた。同社はCIAなどの米国の諜報機関とも密接な関係を築いており、米政府系の投資機関のインキュテール(In-Q-Tel)から多額の出資を受けている。

パランティアの社名は、「指輪物語」に登場する何でも見通すことができる水晶玉に由来し、911テロの首謀者とされたウサマ・ビンラディンの捜索にも同社のツールが用いられたとされる。

パランティアを2003年に創業したのは、トランプ政権を影で操っているとされる投資家のピーター・ティールだ。ティールはスタンフォード大学の友人だった哲学研究者のアレックス・カープをCEOに招き、同社を設立した。

同社が米国政府との取り組みで得ている金額は定かではないが、2月初旬にCDCと締結した契約では、詳細不明のハードウェア及びソフトウェアの更新費用として、67万5000ドルを受け取っていた。

パランティアはさらに、米国のFDA(食品医薬品局)に犯罪集団を検知するツールのGothamを、わずか2万8000ドルで提供したことも判明している。

編集=上田裕資

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