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フォーブスジャパン編集部

小池百合子東京都知事 (Getty Images)

新型コロナウイルスによる肺炎で急逝した志村けんさん。「バカ殿様」としてお茶の間で親しまれたコメディアンの死は、政治の判断に影響を与えるのだろうか。

少なくとも、若者も含めて日本の多くの人にとって、「誰がかかってもおかしくない」と改めて、新型コロナウイルスの感染力を重く受け止めるニュースではないだろうか。そんなことを考えていたところだった。

ツイッターで、小池百合子都知事は3月30日午前11時20分こう呟いた。

「日本を代表するエンターテイナー志村けんさんの多くの功労に改めて敬意を表しますと共に、謹んでお悔やみ申し上げます。東京都としては国と連携し、死亡者を増加させないこと、重症者へのケアを優先し医療崩壊を招かないことに重点を置き、総力をあげて終息を目指し取り組みます」

同日午後には、20時から「緊急会見」をするという報道があり、ライブ配信を待つ人も多かっただろう。予定時刻から約40分後、小池都知事は登場した。

夜間のカラオケ、バーの自粛を


3月25日夜の緊急会見でも「感染爆発(オーバーシュート)の重大局面」として、都民に不要不急の外出を控えるように呼びかけていた。その5日後の緊急会見とだけあって、「都市封鎖(ロックダウン)」を懸念する人も多かったはずだ。

だが、会見冒頭で小池都知事は再び「感染者が増加しており、感染爆発の重大局面であります」と述べ、「本日の感染者数は13人であり、東京都の患者数は累計443人となりました。亡くなられた方々は8名。謹んでお祈り申し上げます」と語った。さらに従来通り、4月12日まで「密閉、密接、密集」を「3つの密」を避けるようにと述べるに留まった。

新たなお願いとしては、若者にはカラオケやライブハウスを、中高年向けにバーやナイトクラブへ行くことを控えるように自粛を求めたが、「緊急会見」と題するほどかはいささか疑問を感じた。

文=督あかり

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