「1時間に300枚」のAIピザ製造機。具材配置はアルゴリズムで

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さらに、ソースや野菜がこぼれることによる食品ロスも最小限に抑えられる。ヒューマンエラーが入る余地がなくなり、コンピュータによる画像認識と深層学習(ディープラーニング)が作業を担うことになるからだ。

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3年前から、全社を挙げて調査や製造に取り組んできた。影の努力を経て、製品開発は最終段階に入っている。

世界中のピザ好きにとって、この機械が大ニュースをもたらすことは間違いない。数回クリックするだけで自分だけのピザが作れるのはもちろん、資金も巨大な建物も人材も使わずに小さな会社を始めることだってできるのだ。AIの登場は、自分の生活を楽にするだけでなく、手持ちの金が少なくても収入を増やすためのチャンスを広げてくれた。一時的には大きな出費になるかもしれないが、長年役立ってくれるはずだ。

翻訳=加藤今日子 編集=石井節子

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