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音楽業界の大物スターらが結集し、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けたアメリカを勇気づけようとしている。

マライア・キャリーやビリー・アイリッシュ、ティム・マグロウなどのアーティストらが、3月29日の日曜日の夜にオンエアされる慈善コンサートのヘッドライナーを務め、感染拡大で厳しい立場に追いやられた人々への寄付を呼びかける。

参加アーティストらは各自の自宅からパフォーマンスを行う予定だ。今回のコンサートは、感染拡大防止を呼びかけるだけでなく、仕事を失い財政が逼迫した状況にある個人や家族らを支援しようとしている。米国において、感染拡大以降に開催される音楽イベントとしては、最大規模のものになる。

エルトン・ジョンが司会役を務める「iHeartリビングルーム・コンサート・フォー・アメリカ」と呼ばれる番組は、Foxテレビでオンエアされ、iHeartMediaラジオでもサウンドが配信される。

その他の著名アーティストとしては、アリシア・キーズやバックストリート・ボーイズ、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングらの参加も決定している。

ミュージシャンたちのなかには、自宅でのパフォーマンスを、スマホのみで中継するメンバーも居るという。今回の番組のゴールは、命の危険を顧みず患者の治療にあたる医療従事者たちに敬意を表すると同時に、人々を支援するための寄付金を募ることとされている。

医療現場では現在、人工呼吸器などの設備やマスクなどの医療物資が不足しており、寄付金の一部は病院への支援にあてられる。さらに、労働省の発表によると米国では3月21日までの1週間で失業保険を申請した人が約330万人にのぼっており、厳しい状況に直面した人々を援助する狙いもある。

また、番組内ではアメリカ最大の飢餓救済団体「Feeding America」や、子供たちを支援する団体「First Responders Children’s Foundation」への寄付の呼びかけも行われる。

米国では既にテイラー・スウィフトやアリアナ・グランデらが、個人でFeeding AmericaやWHOに対する寄付を行っている。彼女らはさらに、仕事を失ったファンたちにVenmoなどのフィンテックアプリ経由で直接、現金を送っている。

iHeartリビングルーム・コンサートは、3月29日の米国東部時間の夜9時から、開催される。

編集=上田裕資

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