メーガン妃、王室離脱後の初仕事は映画のナレーター役に

Photo by Chris Jackson/Getty Images

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英国王室のヘンリー王子の妻のメーガン妃(メーガン・マークル)の王室離脱後の初仕事は、ディズニーのストリーミングサービスDisney+で配信されるドキュメンタリー映画「エレファント(Elephant)」のナレーター役であることが明らかになった。

インターネット上では以前から、ヘンリー王子がディズニーの前CEOに、メーガン妃のナレーター役での起用を持ちかけている場面の動画が拡散していた。

ディズニーはこの映画についてツイッターでアナウンスし、4月3日からDisney+での配信がスタートすると宣言した。英国のスカイニュースは、バッキンガム宮殿の関係者がこの映画に関する情報を入手済みであると報道した。

今年1月にインターネット上で拡散された動画には、昨年7月の映画「ライオンキング」のプレミアムイベントの場で、ディズニー前CEOのボブ・アイガーと同席したヘンリー王子が、「メーガンがナレーションを出来ることをご存知ですか?」と尋ねている場面が収録されていた。

アイガーはその問いかけに対し、「もちろんだ。ぜひお願いしてみたい」と返していた。動画には、「ライオンキング」で声優を務めたビヨンセに、ヘンリー王子が挨拶する場面も収められていた。

ヘンリー王子夫妻は1月18日に英国王室からの離脱をアナウンスしたが、動画が公開されたのはその直後のことだった。2人はかなり以前から、王室離脱後の収入の道を探っていたようだ。

ヘンリー王子とメーガン妃は3月31日をもって、英王室の公務から引退することが決まっている。ヘンリー王子の祖母にあたるエリザベス女王は、2人の決断を支持すると表明した。

一方で、王族としての地位を失い、公費で暮らしをまかなえなくなる2人が、今後どのようにして収入を得ていくのかという疑問も浮上している。

ヘンリー王子夫妻は王室離脱後のビジネス展開をにらみ、王子の称号である「サセックス公爵」と王室を意味する「ロイヤル」を組み合わせた名称「サセックスロイヤル」の商標登録を進めていたが、エリザベス女王は2人がこの名称を使うことを許さなかった。

編集=上田裕資

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