As Mobile Economist at TUNE, I forecast and analyze trends affecting the mobile ecosystem.

Photo by Leon Neal/Getty Images

新型コロナウイルスの感染拡大により、フィットネスジムの多くは閉鎖され、外出もままならないが、VR(仮想現実)を活用すれば自宅に居ながらトレーニングに励める。

筆者のアップルウォッチは先日の夜、一日の消費カロリーが日々の目標として設定した値に、150キロカロリー足りないと教えてくれた。時刻は20時30分で、外は暗く雨が降っていた。

そこで筆者はVRデバイスの「オキュラスクエスト」を取り出し、アップルウォッチのアクティビティアプリで「その他」のワークアウトを選択し、VR空間でビームの剣を振り回すゲーム「Beat Saber(ビートセイバー)」を試してみることにした。

Beat Saberはフェイスブックのオキュラスのほか、ソニーのPSVRでプレイ可能なVRゲームで、押し寄せてくる光のキューブを音楽に合わせてライトセーバーで切り刻んでいく内容だ。

オキュラスクエストは比較的安価なデバイスでありながら、PCと接続なしで使える点がメリットだ。セットアップも簡単で、ケーブルが運動の邪魔になることもない。

VRデバイスのワークアウト系のゲームであれば、自宅に居ながら運動が楽しめる。Beat Saberの場合、体を左右に動かしたり、かがみこむ動作が着実にカロリー消費につながるのだ。

筆者の平常時の心拍数は1分間に50程度だが、Beat Saberでしばらくエクササイズを行うと、ピーク時には107に上昇し、平均値は86になることが確認できた。これは、早足でウォーキングを行うのとほぼ同程度のカロリー消費だ。

もちろんこのゲームのみが、自宅でワークアウトを行う手段ではない。今から2年ほど前にはSoundboxingと呼ばれるVRリズムゲームを使用して、5カ月で20キロ以上のダイエットに成功した男性の話が話題になった。このゲームは、音楽が流れている状態で、目の前に現れるターゲットをパンチして倒す内容で、楽曲は自分の好みのものをユーチューブからアップロードできる。

オキュラスクエストの64ギガバイトモデルの販売価格は、公式サイト上では約400ドルだが、現在は品切れ状態となっている。しかし、他のオンラインストアではやや割高な価格で販売されている。

筆者個人としては、アップルができるだけ早く独自のVRワークアウトデバイスを発売してくれることを願いたい。そうすれば、アップルウォッチのワークアウトメニューで、「その他」を選択する必要もなくなるだろう。

編集=上田裕資

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