3万5000社が利用する"行動者発の情報"を配信するプラットフォーム

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英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(以下「THE」)が、ベネッセグループの協力のもと、大学の教学改革やグローバル化の推進に向けて、「THE世界大学ランキング日本版2020」を発表した。THEは高等教育界に特化したデータ・分析・情報を提供しており、「世界大学ランキング」を2004年から発表している。

ベネッセグループは2016年にTHEと業務提携契約を締結し、THEの国内総合パートナーとして協力。「THE世界大学ランキング日本版」は2017年3月に1回目の発表を行い、今年で4回目となる。毎年9月にTHEが発表する世界版ランキングでは「研究力」を軸に据える一方で、日本版ランキングは、日本の教育事情により即した形で大学の魅力や特性が表れるように、大学の「教育力」を測る設計となっている。

昨年に続き、ランキング指標は「教育リソース」「教育充実度」「教育成果」「国際性」の4分野で構成。一般的な国内の大学ランキングは、主に入学時の学力(合格基準)が軸になっているが、このランキングは学生の学びの質や成長性に焦点を当てたものとなっている。大学ランキングについては、今回は278大学が対象となった。

その結果、2020年の総合ランキングでは、初めて東北大学(昨年3位)が1位に、京都大学(昨年1位)が2位に、東京大学(昨年2位)と東京工業大学(昨年7位)が同率3位、続いて5位に九州大学(昨年4位)、6位に北海道大学(昨年同率5位)がランクインした。

また、分野別ランキングの1位は、「教育リソース」が東京大学、「教育充実度」が国際教養大学、「教育成果」が京都大学、「国際性」が国際教養大学と、昨年から変化はなかった。

現在、日本国内では高等教育に関する3つの改革、「高大接続改革」「大学教育改革」「大学経営改革」が進められている。このような中、大学では経営・教育へのPDCAサイクルの導入とデータ収集・分析を行うIRの活用などが、ますます必要になる。また、国内の18歳人口が減少する中で、世界中の大学進学希望者に日本の大学の魅力を多様な側面から伝えていくことは非常に重要だ。

THEおよびベネッセグループは、大学ランキングを順位そのものにとどめることなく、大学独自の魅力や特性を客観的に把握するツールとして大学改革でのプロセスで活用してもらうべく、日本版ランキングを多くの関係者と改善を重ねていく。日本の大学の教育改革のひとつの指標となるとともに、国内外の大学進学希望者の大学選びの一助になるだろう。

PR TIMESより

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