日本初のキャッシュレス特化型店舗として、スマートな購買体験を実現
スターバックス カードやSuicaなど交通系電子マネー等でのキャッシュレスによるスピーディーな決済に特化した店舗となる。事前に注文決済し、店舗でスムーズに商品を受け取れる「モバイルオーダー&ペイ」を導入し、スマートな店舗体験を実現。時間の有効活用やレジでの待ち時間軽減につながる。また、新たな試みとして「モバイルオーダー&ペイ」の専用カウンターを設置し、今後拡大していく同サービスの効率性や利便性をさらに向上させながら、お客様の体験価値を高める。
シームレスにつながるデザインと空間
隈研吾氏デザインの高輪ゲートウェイ駅になじむ店内
店舗デザインには、隈研吾氏がデザインした高輪ゲートウェイ駅の木のぬくもりがふんだんに感じられる全体デザインになじむ素材や色合いを取り入れている。木とグレイッシュな壁が特長の、都会的ながらも温かみを感じる店舗空間で、店舗へのアプローチには段差をなくし、駅と一体化するシームレスなつながりを意識した造りになっている。また、ビバレッジを提供するメインバーの天井部分は、折り紙をモチーフにした駅舎の大屋根をイメージし、ここでも駅とのつながりを感じることができる。
JR東日本とスターバックスが協業。まちびらきの交流拠点に
「グローバルゲートウェイ品川」を開発コンセプトに、2024年にかけて進む「まちびらき」。インフラ整備とともに、駅、周辺の景色や文化、人の流れが大きく変わっていく中で、JR東日本とスターバックスが協業し、次の世代に向けて、多様な人が集い、つながり、広がっていくサステイナブルな街のあり方や暮らし方、未来に関する実証実験やイベントを店舗や駅、周辺にて展開していく。
東日本旅客鉄道 執行役員 事業創造本部部長の三輪美恵は以下のように述べている。
「JR東日本は、高輪ゲートウェイ駅を含むこのあたらしい街全体を、100年先の心豊かなくらしづくりに向けた実験の場と位置づけております。ただ先進的なモノ、コト、ヒトが集まるだけではなく、実験や交流から「生み出す」「育てる」「発信する」という循環をつくることを目指しています。その仕組みづくりを行っていくため、当社がプラットフォームとなり、スターバックス コーヒー ジャパン様はじめ、様々な分野の方々とコラボレーションしていく予定です」
スターバックス コーヒー ジャパン店舗開発・サイレンリテイル統括オフィサーの石原一裕は次のようにコメントしている。
「スターバックスは、全国に1500店舗以上を出店し、1日80万人のお客様とつながりを生んでいます。それぞれの店舗には、一つ一つ地域性やニーズを汲んだ個性や表情があります。高輪ゲートウェイ駅店においてはその立地と目的に合った、スマートで快適な体験を提供します。また、人々の暮らしに溶け込み、まだ誰も見たことのない未来の街をお客様、そして地域の方々とともに作っていける店舗、拠点を目指します」