メンターを持たずにメンタリングを受ける7つの方法

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5. 企業のトレーニングプログラム


一部の企業では、メンタープログラムを提供するか、少なくともメンター候補となりそうな人に出会えるトレーニングプログラムや昼食勉強会、その他全社レベルのイベントを提供している。その場限りのメンタリングも候補として残しておけば、自分に合ったメンターを見つけられる確率が上がる。

6. 職能団体


私は、新たにボランティアとなった人を経験豊富なボランティアと結ぶ小企業協会を知っている。この場合の目的はその組織について学ぶことだったが、こうしたメンター関係は非常に楽に他の問題にも拡大できる。管理職の女性に焦点を当てた業界団体もあり、グループでのメンタープログラムとなるピアコーチンググループを提供している。

7. 自分専用の理事会


戦略やオペレーション、その他の重要なビジネス課題についてアドバイスを提供する理事会を持つ企業のように、あらゆる課題に関して自分を支援してくれる、あなたが尊敬する人で構成された自分専用の理事会を集めることができる。四半期ごとに集まって議事録を取り、その他にも公式な手順がある企業の理事会とは違い、あなただけが知っているような、より非公式なグループを作ればよい。あるいはより改まったものにして、“理事会”のメンバーを集め、助言者同士を紹介し合って相手の人脈を拡大してもよいかもしれない。

メンタリングを受ける方法は自分で選べる


公式なメンターを探すこともできるし、自分専用の理事会を構築したり、本や記事、人脈作りのためにたまたま関わりを持った人などからメンターを集めたりすることもできる。1カ月に1つ質問するなど、測定可能な目標を立てよう。

1カ月に1人異なるメンターを試し、12人のメンターを持つことも可能だし、片手ほどの人に集中して定期的に連絡を取り、より公式な1対1のメンターシップや自分専用の理事会に成長するかを見極めることもできる。

そうすればもはや、キャリアを前進させるために必要な助言とインスピレーションを得られない言い訳はなくなる。

翻訳・編集=出田静

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