Close RECOMMEND

「デザイン経営」の本質を考える


これからのデザイナーに必要なもの


──最後の質問です。これからのデザイナーに必要なスキル、考え方、資質はなんだと思いますか?

先ほども言いましたが、プロトタイピングは静的モックに代わりデザインレビューで相互作用をわかりやすく示せるようになって、時間を大幅に節約できるようになるでしょう。ツールの進化を積極的に取り入れていくのは必須になるでしょう。

要素に関していうと、インタラクションデザインは、アプリがユーザーにどう感じられるかという大部分を占めているので大切です。デバイスによっての違いも伝えています。触覚と緊張を伝えることが、アフォーダンスと同様にアクセシビリティにも大いに役立ちます。

一般に、デザイナーは間違いなく優れた職人的スキルを持っている必要があります。それは変わりません。
今はそれに加えて戦略的思考、プロダクト思考、そしてプロダクト全体を理解することで、より強力なプロダクトデザイナーといえます。そして、それはますます価値のあることになると思います。


これまでデザインリーダーを中心に取材をしてきたが、実際にプロダクトを作っている現場の最前線にいる彼女からも、これからのデザイナーのあり方について同じ回答を得た。デザインというサイロではなく、プロダクト全体、組織全体、会社全体を俯瞰して理解することで、さらによいアウトプットにつながるのだ。デザイナーひとりひとりがこのような意識を持って取り組んでいるフェイスブックは、まだまだ世の中を驚かせるかもしれない。

文=リー・コーリー

この著者の記事一覧へ

PICK UP

あなたにおすすめ