ウイルス感染の拡大抑制に役立つ「社会的距離」戦略とは何か?

Chip Somodevilla/Getty Images


6. 職場や学校、映画館、スポーツイベントなどを避ける

仕事は在宅勤務に切り替えるべきだ。勉強も、遠隔授業を受けるようにした方がいい。(スポーツイベントなどは)インターネットで視聴し、大声を出して叫ばず、人とは静かに話すこと。

5. 握手、ハグ、キスをしない

日本人のようなお辞儀、親指を上げるしぐさなど、握手の代わりになる方法を探してみるのがいいだろう。

4. 部屋のなかでも、人との間に距離を置く

どこにいるときでも、戦略的であるべきだ。より人の少ないスペースを探し、そこにいるようにすること。たとえばエレベーター内でも、できるだけ距離を取れるように立つなど、お互いに工夫するべきだ(階段を使うようにすれば、さらに効果的かもしれない)。

3. 体を密着させない

「ツイスター」は恐らく、いま選ぶべきゲームではない。ティンダーなどのマッチングアプリを使って誰かと会う約束をしてもいいが、相手が発熱していないことやウイルス検査で陽性の結果が出ていないことが分かるまで、適切な距離を保つことは欠かせない。

2. 2m以内に近づかない

感染者のくしゃみなどによって放出されるSARS-CoV2を含んだ飛沫は、2メートル近くまで飛散するとみられている。つまり、人との間には常に、それだけの距離(両手を広げたときに、少なくとも指先が人に触らない程度の距離)が必要ということになる。

1. できるだけ家から出ない

社会的距離戦略は、うまくいけばウイルスの感染拡大を遅らせることができる効果的な方法だ。

編集=木内涼子

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