新型コロナ休校期間、何を学ぶ? 無料開放のオンライン教育6選

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2. MITメディアラボの「Scratch」で、プログラミングを楽しく


米マサチューセッツ工科大学(MIT)にある「MITメディアラボ」のプロジェクトの一環として、無償提供されているビジュアルプログラミング「Scratch(スクラッチ)」。アイデア次第でインタラクティブストーリーやゲーム、アニメーションを自由に作ることができ、完成した作品はオンラインコミュニティで人と共有することができる。

いくつか教材がある中でも、「小学生からはじめるわくわくプログラミング」のKindle版が、3月19日まで無料でダウンロードできる。初めてプログラミングを学ぶ子どもたちに向けた内容で、パーソナルコンピューターの父として知られるアラン・ケイさんのエッセイも掲載されている。

3. オンライン英会話も無料「ネイティブキャンプ」


オンライン英会話アプリ「ネイティブキャンプ」は、3月31日までの平日9:00~17:00、全国すべての小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の学生へ向けて、オンライン英会話レッスンを無償で提供している。

「ネイティブキャンプ」は、パソコンやスマホ、タブレットを使って、いつでもどこでも英会話レッスンを受けられるアプリ。アメリカやイギリスのネイティブスピーカーはもちろん、世界100カ国以上のさまざまな国籍の講師によるレッスンを受けることができる。

4. 科学の映像や読み物を家庭で、日本科学未来館のオンラインコンテンツ


日本科学未来館(東京都江東区青海)は、最新テクノロジーや地球環境、宇宙の探求、生命の不思議まで、現在進行形の科学技術を体験できる施設。3月17日まで臨時休館しているものの、休校中の家庭で科学に触れて楽しんでもらおうと、オンラインコンテンツを日本未来科学館のWebサイトで紹介している。

コンテンツはトークセッションの配信や映像コンテンツ、読み物など多岐に渡る。トークセッション配信では、すでにニコニコ生放送で配信された研究者のトークセッション「どう変わる!?がんとの向き合い方―人とAIでひらく新たな医療」を視聴することができる。

また、映像コンテンツは「ちきゅうをみつめて」や「日本未来ばなし」をはじめとしたアニメーション番組が多く、子どもにとって親しみやすい内容。日本科学未来館の「科学コミュニケーターブログ」などの読み物も充実している。
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文=松尾友喜

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