ビジネス

2020.03.12

TikTok運営会社が経団連に入会 その3つの狙いとは何か?

Chesnot / Getty Images

ショートムービープラットフォーム「TikTok」を展開するバイトダンス(ByteDance)が、2020年2月3日付で日本経済団体連合会(以下、経団連)に入会した。

TikTokは、150の国と地域・75言語で利用されているモバイル向けのショートムービープラットフォームだ。TikTokのミッションは、創造性を刺激し、喜びをもたらすこと。今回、経団連へ入会した目的は主に以下の3つだという。

1. "Society 5.0 for SDGs"の実現への貢献

日本政府および経団連等が積極的に推進している「Society 5.0」の中で述べられているように、社会課題の解決と新たな価値の創造のためには、国籍や文化を超えた多様な人々の想像力・創造力の融合が必要不可欠。多彩な文化が融合するクリテイティブな日本において、TikTokはその強みを活かし、「Society 5.0 for SDGs」の実現に積極的に参画する。

2. 日本の社会課題の解決への寄与

TikTokは、サービスを提供する国と地域の社会的・経済的・文化的背景の尊重を重視している。同時に、それらの国と地域における社会課題にコミュニティとテクノロジーで貢献していくことをコミットしている。グローバルで推進するCSR活動「TikTok for Good」を通じ、経団連の推進する日本の社会課題解決に向けた諸活動に参画・寄与する。

3. 日本経済活性化に向けた活動への参画

情報通信技術(ICTs)の進化とともに、新たなビジネスが次々と生まれ、デジタル産業の育成・促進が日本においても大きな課題となっている。今や産業の大きな基盤となっているインターネット上の政策課題解決やスタートアップ支援等において、経団連が進める経済活性化に向けた諸活動における官民一体での活動や政策提言活動に参画する。

経団連への入会を機に、会員企業と共により一層日本社会にしっかりと根ざした活動を推進する。


TikTokについて

「創造性を刺激し、喜びをもたらすこと」をミッションとするモバイル向けのショートムービープラットフォーム。ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ベルリン、ドバイ、ムンバイ、シンガポール、ジャカルタ、ソウル、東京などの国と地域にグローバルオフィスがある。

PR TIMESより

ForbesBrandVoice

人気記事