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人口増加や気候変動などの環境要因により、多くの種が空間を共有するようになった今、この研究結果は示唆に富んだものだ。研究チームは「都市部で人間の振る舞いを合図として使う野生動物がセグロカモメだけである可能性は非常に低い」と指摘。「都市化が進むにつれ、より多くの野生動物が人間や人間由来のものに触れるようになる。特定の種の中で、問題行動を示す個体が増えるかもしれず、人間の活動と保全活動の間で摩擦が生じる可能性もある」と述べている。

問題の核心にあるのは、食品廃棄の削減という課題だ。これはレストランや供給業者、製造業者など食品サプライチェーンのあらゆる部分で長年議論されてきた。食品廃棄は商業活動と消費者の両面で増えており、捨てられた食品は野生動物によってあさられている。

英国王立鳥類保護協会(RSPB)のトニー・ホワイトヘッドは英BBC放送に対し「(鳥は)与えられたものとただそこにあるものを区別できない」と述べた。「この対立を緩和できれば、こうした鳥のイメージを改善することができる」

編集=遠藤宗生

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