中国OPPOのスマートウォッチが「アップルに勝てる」5つの点

OPPO Watch Series (C)OPPO


4. バッテリーの持続性


アップルウォッチのバッテリーの持ちは、最新モデルのシリーズ5でも十分とは言い難い。フル充電の状態でも24時間、持続させることは難しいのが現状だ。

しかし、Oppo Watchは40時間のバッテリー持続時間をアピールしており、これが本当であればアップル製品を大きく上回ることになる。ただし、OPPOがここで主張する持続時間は、多くの機能に制限を加えたスマートモードであることも考えられ、どこまでこの数字を真に受けていいものかは現時点で不明だ。電池の持ちに関しては、実機レビューの結果が大いに気になる点ではある。

5. 急速充電


Oppo Watchは急速充電に対応するとされている。このデバイスのフル充電に必要な時間は75分間で、15分あれば46%の充電が完了し、約18時間の使用に耐えるという。これが事実であれば、非常に優れた充電性能といえる。

さらに、もう一つのOppo Watchの利点と呼べそうなのが、筐体の厚みについてだ。一部メディアによると、OPPOのスマートウォッチの厚みはわずか4.5ミリで、アップルウォッチのシリーズ5の厚み、10.7ミリに比べて大幅に薄いことになる。

ただし、この数字がどこまで正確なのかは、実機を手にしてみるまで分からない。OPPOが公開した写真を見ると、実際のデバイスはもっと厚みがあるようにも見える。

Oppo Watchの発売開始は3月24日だが、初期の段階では中国市場限定になるという。中国での価格は215ドル程度とされるが、海外での価格についてはまだ発表されていない。

編集=上田裕資

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