AnyMind Group
調達額:約29億円(2640万米ドル)
調達先:スパークス・グループ / 日本郵政キャピタル(直近のラウンドでの調達 )
あらゆる産業、業界、そして人に対してテクノロジーソリューションを提供して成長を支援するスタートアップ。東南アジアを中心に12の拠点を持ち、1000以上のクライアントを擁する。
同社はインフルエンサービジネスを中心に事業展開を行っており、プロモーション支援・コンテンツ制作支援・コンサルティングサービスなどを提供する。代表的なサービス「CastingAsia」は、インフルエンサーの発掘・管理・有効活用・効果検証を網羅したプラットフォーム型のソリューションサービスで、世界20以上の市場から集まる140000人超えのインフルエンサーとクリエイターへのリソース提供も行う。他にも、デジタル広告全般におけるマーケティング支援サービス「AdAsia」、人事・採用担当者向けの業務支援サービス「TalentMind」などを提供している。
Sun Asterisk
調達額:10億円
調達先:15th Rock Ventures / Innovation Growth Ventures / きらぼし銀行 / みずほ銀行 / ソニーネットワークコミュニケーションズ / リバネスキャピタル / 三井住友銀行 / 加賀電子 / 千葉銀行 / 商工組合中央金庫 / 武蔵野銀行 (ニュースに記載の合計金額より推計/2019.12.04 と同ラウンド)
システム開発やスタートアップの課題を解決する「スタートアップスタジオ」を運営するスタートアップ。
同社の手掛ける「スタートアップスタジオ」では、大企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援を行なっている。DXでも特にデジタライゼーションに注力し、スタートアップと大企業の垣根を超えた、新しいサービスや価値創造を行うなど、スタートアップのアクセラレート、最新テクノロジーを活用したデジタルトランスフォーメーション、プロフェッショナルなITエンジニアの育成を主な事業として展開している。
クリングルファーマ
調達額:9億5000万円
調達先:CYBERDYNE / DBJキャピタル / POCクリニカルリサーチ / エムスリー / 慶應イノベーション・イニシアティブ / 日本全薬工業 / 東北大学ベンチャーパートナーズ / 東邦ホールディングス / 他1社から調達
医薬品の研究開発を行っているスタートアップ。
同社は、再生治療薬HGF(肝細胞増殖因子)の医薬品化、及び制癌剤・血管新生阻害剤NK4の医薬品化を目指して、2001年に設立された大阪大学発創薬ベンチャーである。同社が、新規バイオ医薬品として実用化を目指しているHGFは、生体内の再生修復因子としての役割を担っている。脊髄損傷急性期や筋萎縮性側索硬化症(ALS)、急性腎障害といった治療が今まで難しかった疾患に対して、HGFは治療薬になる可能性を秘めており、同社は臨床実験などを通して研究開発を行っている。
HGFは肝臓、腎臓、肺、心・血管系、神経系などを含む様々な組織・臓器の再生・保護を担う内因性因子であることが既に判明している。HGFの医薬品化に成功することができれば、世界中に存在する難病の治療ができる可能性がある。