ライフスタイル

2020.03.07 15:00

科学とフラワーアートを融合。ハーバリウムがこの春さらに進化


水中で美しく揺れ動く花の演出


フラワリウムの製作において最も重要となる花や植物の保存技術と同様、こだわり抜いた点が、「水中で美しく揺れ動く花の演出」。通常、水中に花や植物を浸すと浮き沈みが生じ、全体に大きなバラつきが生じてしまう。そこで着目したのが、「植物の水中内の挙動コントロール」。花が全体に均等に行き渡り、美しく華やかに見える様細部に渡り計算。様々な工夫を凝らし、デザインを施している。市場から仕入れた花はスピーディーに処理。花びらの質感や鮮やかな色彩を放つ花を厳選し使用している。

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全行程を手作業で行う

使用されているのは全て本物の花々。色や形が異なる季節の花々が使われており、その花や植物が持つ特性や種類に合わせ、加工する手法も変えている。ひとつひとつ、花を選ぶところから全行程を手作業で作られており、同じものは二つとない、どれも世界にたった一つだけの作品だ。

ボトルを上下にひっくり返したり、傾けたりすればガラスの中では花たちがゆっくりと優しく揺れ動き、光が通過する度に葉脈が透き通りキラキラと輝く花弁には、これまでに見たことの無い幻想的な世界が映し出される。時を超えても変わらずそこに花がある暮らしは、日々を彩り、自然の持つみずみずしい生命力を感じることができる。「FLOWERiUM(R)」は、そんな花と共に暮らす新しいライフスタイルを提案する。


Greenery 代表/花学者 興津理絵

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Greenery 代表・花学者 興津理絵

慶應義塾大学医学部で脳の研究に携わる中、本物の花を水中で長期保存させるフラワーアート「フラワリウム」を開発。水に花や植物を浮かべ癒しの空間を演出するフラワーアートの第一人者。フラワリウム誕生後も数々の新しい作品を生み出し、我流を貫き「花と科学」のコラボレーションにより感動を生み出す「花学者」として注目を浴びている。ワークショップの開催や自身の出身地熊本県へのチャリティー活動も積極的に行うなど幅広い分野で活動する傍ら、孤高のアーティストとして国内のみならず世界中の人々へ新たな感動を生む花の芸術を発信すべく日々研究、開発に挑戦し続けている。生け花を11年習い2級家元教授取得。

フラワリウムの安全性について

危険な薬物などを一切使用せず、神秘的な世界観の演出や長期保存を可能にしている。いつでも、どこでも安心して楽しめるよう、安全性には徹底的に心がけ、一つ一つ丁寧に作り上げている。

reborn+廃棄花の再利用について

フラワリウムでは、捨てられてしまった廃棄花の再利用を積極的に行っている。毎日たくさんのところで目にする花々。実は、花屋やウェディング会場など様々な見えないところで、たくさんの花々が日々捨てられている。美しく鮮やかでありながら捨てられてしまう花たち。フラワリウムではそんな花に特別な保存処理を施し、フラワリウムに再利用している。再び命を吹き込まれた花たちはまるで魔法をかけられたかの様に新たに輝きを放ち、新鮮な花と変わらぬ魅力で癒しの空間を演出する。

TANT

2017年、TANT inc.設立。プロダクトデザイナーとグラフィックデザイナーによるユニットでジャンルレスなクリエイティブチーム。 2017年より自社商品であるアクセサリー「ikue」の事業をスタート。ロジックだけではなく、感覚的なものを大事にし、デザインの枠組みをこえて「工夫する」「チャレンジする」想いを掲げ活動。少人数の柔軟性と機動力を生かして、組織や立場を越えた仕組みづくりを行い、自分そして関わる人々と共に、より人生を豊かにする。

PR TIMESより

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