世紀を超えた新作──カルティエ

腕時計は、より多様化し、より個性的になってきた。もっと腕時計に興味が持てれば、自身のスタイルは格段に向上するだろう。


CARTIER Santos-Dumont

1904年に発表されたオリジナルに忠実なスタイルをもった新作。飛行機からインスパイアされたかのようなケースは、懐中時計の定番であるラウンド型ではなく、スクエア型だった。しかも、4つの角が丸みを帯びたデザイン。エッフェル塔のシャープな骨組みを思わせるケースには、ビスが埋め込まれていた。そして、そこにレザーストラップが着けられ、腕時計となったのである。世紀を超えたこの新作の搭載ムーブメントは、新開発のクオーツ・ムーブメントで、約6年の連続作動という従来のクオーツの2倍のパワーを実現した画期的なもの。電池寿命も長く、電池交換というクオーツ・ムーブメントのデメリットもしっかりと克服している。




ケース素材
:18Kピンクゴールド
ケース径:33.7×25.5mm
ムーブメント:クオーツ
価格:135万円
問い合わせ:カルティエ カスタマー サービスセンター(0120-301-757)

text by Ryoji Fukutome

この記事は 「Forbes JAPAN 1月号」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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