昇進を見送られた場合にすべき4つのこと

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2. 変化に向け準備する


自分が改善すべき部分が分かったら、それにしっかりと従って行動すること。提案された変化を実現させるための時間をきちんと取り、次に昇進機会が訪れたときに提示できるよう、改善事項の記録を取っておく。スクラは自身の経験から次のように語った。

「地域ディレクターに昇進するためには、担当する8店舗の見た目を一貫させる必要があると伝えられたとき、これは私の力で正せるものだと分かっていたため、新たにやる気が持てた。私はすぐに各店の店長を集め、必要とされる変更のため協力した。それから、意思決定者たちを店舗に再び招いて、自分たちの取り組みを見せた。とても良い印象を残せたので、その直後に行われた会社の年次会議で社長に呼び止められ、私の担当店舗の見た目が素晴らしかったことを聞いたと伝えられた」

3. 自己アピールをためらわない


自分の達成事項はためらわずアピールすること。自分が改善できたことに自信を持ち、他の候補者よりも自分が優れている点を示す。自分が際立った存在になり、周囲に自分の価値を認識させることが重要だ。

スクラはこう語る。「特に女性は自分の成果について謙遜しがちで、アピールしなくても自動的に気づいてもらえて、昇進に結びつくかのように考えている。そうなったことは私の経験上、一度もない。ここにたどり着くまでに何年もかかったが、必要なときには手を振って『私がしたことを見てください』と言うことをためらったりはしない」

4. 後に続く女性を支援する


トップに上り詰めたら、今度はあなたの後に続く人を支援しよう。スクラのチームは、レントAセンターでより多くの女性が指導的立場に就けるよう、女性向けメンター制度を立ち上げた。あなたも、「ガラスの天井」を破りたい女性たちを支援する方法を模索しよう。指導的地位に就く女性が増えれば増えるほど、アイデアや思考、戦略が多様になり、企業文化と業績の両方が改善する。

編集=遠藤宗生

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