3. 私は必要とされている。
自分自身や自分の計画は大切なものであり、あなたは休息や人とのつながり、安全性など、人としての基本的なニーズを持つ存在だ。働き過ぎが続けば、自分の後に続く人も同じように働くべきだという基準を作ってしまう。
4. どうやって休めばいいか分からない。とりあえず前進を続けよう。
休止することは、仕事が好きな場合には特に難しく感じる。だが実際には、休むことはできる。特に、周囲からのサポートがあれば、いったん休止することも容易になる。
5. 眠くなったら〇〇をして眠気を覚ませばよい。
あなたは無敵の存在ではなく、睡眠は必要だ。優秀な人の多くは、仕事でプレッシャーを感じる時期がある。睡眠時無呼吸症候群の治療機器を手掛けるCPAP社が2600人以上を対象に今年行ったアンケート調査では、次の結果が出た。
・60%近くは徹夜が求められていると感じたことがあり、4人に1人は上司にそう指示されていた。
・徹夜する理由の上位は、締め切りに間に合わせること(52%)、複数のシフトをこなすこと(48%)、問題解決や戦略作成のため(26%)だった。
・徹夜した次の日の仕事で集中力が下がったと感じた従業員は83%、注意力が下がったと感じた人は81%、生産性が下がったと感じた人は75%だった。
ウェルネスの大切さは認識されつつあるが、こうした調査からは、まだ道のりは長いことが示されている。他人が何かしてくれるのを待たないこと。変革はあなた自身が起こすことができる。