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アンハイザー・ブッシュに納入されるNikola Two(Anheuser-Busch)

ニコラは既に約1万4000台の電動トラックの受注を獲得しており、納車を完了すれば100億ドルの売上が見込める。同社の基本ビジネスモデルは7年間のリース契約で、米国のビールメーカー、アンハイザー・ブッシュとは燃料費込みの契約を締結した。

同社はまず、航続距離の短い電動トラックを市場に投入し、長距離走行が可能な燃料電池式トラックを2021年後半にリリースする計画だ。

参入相次ぐ電動トラック市場


ここ数年で電動トラック市場には参入が相次いでいる。電動トラック「セミ」の投入を目指すテスラや、アマゾンに配送用EVを納入するリヴィアン、運送大手のUPSに電気トラックの納入を目指す英国のスタートアップArrivalなどが、ニコラの競合といえる。

VectoIQのGirskyは声明で「ニコラのテクノロジーは競合を大きく上回っている。同社のゼロ・エミッションを目指す姿勢や、実行力を評価し今回の決断を行った」と述べた。

ニコラはイタリアの商用車メーカー、イベコ(IVECO)と提携し製造を進めていく。さらに、ボッシュやメリトール、韓国のハンファ、ノルウェーのネルなどの企業と組んで水素燃料電池で駆動するセミトレーラーの量産化を目指している。

ニコラはセミトレーラーの生産と並行して、米国中に大規模な水素ステーションのネットワークを構築する計画だ。通常、水素は天然ガスから取り出されるが、ニコラは炭素排出量を削減するために水と再生可能電力から生成するという。

編集=上田裕資

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