メンタルコーチの私でもコーチが必要な理由

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精神力を鍛えるコーチであり、作家・講演者でもある私には決まったスケジュールがなく、毎日が少しずつ異なる。

私は、柔軟性と自由のあるこのキャリアを気に入っているが、運動に関しては確固としたスケジュールがないため、ついついサボりがちになる。自分には「後で」運動すると言い聞かせることが多いが、その「後で」が訪れることは決してなく、結局は運動をサボってしまう。

言うまでもないが、1日中コンピューターの前に座っているのは体に良くない。そのため、私は運動と健康的な食事で健康を維持することを生活の中の優先事項としなければならない。

私は昨冬、毎晩3マイル(約5キロ)ほどのランニングをしていた。(私が住むフロリダキーズでは、外で走るのが我慢できるほど気温が低くなるのは冬だけだ)

私は1マイルのタイムを縮めるという目標を立て、2カ月ほどの間にそれを達成することができたが、毎日数マイル走るだけでは、毎日座って過ごしていた時間をかろうじて埋め合わせできるのみだった。

そのため、さらに自分に挑戦する必要があった。私は夏の間、米北東部メーン州に滞在した。しかし、田舎の穴だらけの砂利道では、自分のベストは出せなかった。

私は新たな目標として、30日間で割れた腹筋をつけることを決めた。そしてうれしいことに、想像を超える成功を収めることができた。その月中に、脂肪を落とし、くっきりと浮き出る腹筋を手に入れられた。

でも、一人でこれを達成したわけではなかった。大きな成功理由の一つは、ニューヨークのフィットネストレーナー、ロバート・ブレースを雇ったことにある。彼は、世界のセレブトレーナーのトップ10に選出されたこともあり、短期間でクライアントの健康を改善すると評判だ。

私がソーシャルメディアで、ブレースをコーチとして採用したことを発表すると、人々から同じ質問が繰り返し寄せられた。「自分が精神力を鍛えるコーチなのに、なぜトレーナーが必要なの? 必要な情報はインターネットで得ることができるのに」と。
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編集=遠藤宗生

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