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世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版


情報をメモすれば人生が変わるのではない。メモした情報を「整理」することで、人生が変わるのだ。整理とは分けることだが、分けるとは、自分にとって必要・不要なものを見極めることである。そして、見極める判断軸は、自分の中にしかない。バレットジャーナルは「こんまりメソッド」と共通する部分が多いが、いわば紙の上で自分との対話を通して「必要・不要」を考えていくためのノート術なのだ。


出典:『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』

1冊のノートで、なぜ人生が変わるのか?


バレットジャーナルの使い方はユーザーに委ねられている。キャロル氏も使い方はユーザーの自由であって、同書にまとめた使い方は一つの「モジュール」に過ぎないと言っている。だが、この3つのルールは、アナログの効力を最大限高め、自分の意味を見出す上でとても有効だと思う。

この時代、情報は勝手に自分の中に侵入してくる。それを制御することは困難だが、この3つを実践することで、様々なゆがみをリバランスすることは可能だ。その効果はまるで「ノートを使ったマインドフルネス」や「書く瞑想」だと言う人もいる。

同書の日本版に『人生を変える』というタイトルを付けたのは、何も読者を煽るためではない。実際に『人生が変わった!』という声を、世界中の読者から最も多く聞いたからだ。バレットジャーナルは、外の情報に効率的に反応したり、そのスキルで武装したりするのではなく、内なる情報に目を向けることが、人生を好転させる最も有効な方法なのだと教えてくれる。

ノートはどんなものでもいいし、1冊あれば十分。他に1本のペンさえあれば誰もが今すぐ始められる、シンプルだが強力な「自分整理術」だ。まだ知らない人は、ぜひ一度試してもらいたい。

>> 関連記事:アナログ手帳が電子ツールより時間管理に向く「5つの証拠」


『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』(2019年・ダイヤモンド社刊)

文=ダイヤモンド社・市川有人

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