エコノミーにもフルフラットの睡眠エリアを。ニュージーランド航空が「スカイネスト」を発表

ニュージーランド航空は、エコノミークラスの画期的な試作品として、フルフラットの睡眠エリアを擁するエコノミー「スカイネスト」を発表した。

エコノミー「スカイネスト」発表までには3年の研究開発期間をかけ、オークランドの「格納庫22」イノベーションセンターにおける200人以上からのインプットをもとに、全身がすっぽり収まるスリープ・ポッド6基から成るエコノミー「スカイネスト」の特許および商標を出願した。



ニュージーランド航空チーフ・マーケティング&カスタマー・オフィサーのマイク・トッドは、今年就航する片道約17時間のオークランド-ニューヨーク便など、世界最長クラスのフライトの運航には“お客様を魅了するようなプロダクト”を多く導入していきたいとして、以下のようにコメントしている。

「ニュージーランド航空は、機内の全キャビンにおいて革新的な製品を導入すべく、膨大な量の開発作業を進めています。長距離フライトをご利用のエコノミークラスのお客様にとっては、体を伸ばせないことが明らかな苦痛の種です。エコノミー『スカイネスト』の開発は、この課題に真っ向から向き合った結果です」

ニュージーランド航空は、オークランド-ニューヨーク便就航後の業績評価をした後、2021年にエコノミー「スカイネスト」本格導入の是非について最終決定を下す予定だ。

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カスタマー・エクスペリエンス ゼネラルマネージャーのニッキ・グッドマンは、エコノミー「スカイネスト」開発の最終段階での乗客および客室乗務員から得たフィードバックは大変貴重であり、重要なパートナーにも熱心に関与してもらったとして、次のように話している。

「未来の飛行体験として、長距離フライトにおけるエコノミークラスのお客様が、ご自身の座席に加えてエコノミー『スカイネスト』を予約することで、質の高い休息を得られ、目的地に到着する頃には十分リフレッシュできている、という光景を予感しています。これはあらゆるレベルで大変革をもたらす画期的なプロダクトといえるでしょう。

この製品開発をお客様とともに行えたことに、大きな喜びを感じています。これは、お客様の健康を第一に考えた3年間の集中作業のハイライトの1つです。このイノベーションが、航空業界のゲーム・チェンジャーとなり、長距離路線に大きな改善をもたらすと確信しています。エコノミー『スカイカウチ』と同じように、他の航空会社がエコノミー『スカイネスト』ライセンス供与による導入を検討することを期待しています」
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PR TIMESより

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